G-SHOCK総選挙の結果発表! ファンが選んだ最高の一本はGMW-B5000GD-9JF!!

G-SHOCKが歩んできた36年の歴史の中で、実に多くのモデルが発表されてきました。編集部が確認しているカシオの国内公式発表モデルだけでも、その数2500本以上! 海外仕様や隠れコラボモデルなどを合わせれば、その倍のモデルがこれまでに発売されていることは間違いありません。その膨大なG-SHOCKコレクションのうち、現在も国内で購入可能な46モデルを対象にした「G-SHOCK総選挙」をWATCHNAVI Salonで実施しました。G-SHOCKラバーの投票によって栄えあるセンターを勝ち取ったのは、このモデル!

最多得票はオリジンのフルメタルGMW-B5000のゴールドカラー!

1983年4月に発売されたG-SHOCKの初号機の特徴が、風防ガラスとボタンを保護する樹脂製のスクエアケースであることはご存知の通り。そのスタイリングを完全に踏襲しながら、フルメタル化を果たしたのは2015年のこと。生みの親である伊部さん自らが企画した、オール18Kで出来たG-SHOCKのコンセプトモデル(2019年3月に限定35本で市販化)でした。

そして、そんなエポックメイキングなモデルのデザインを味わえるGMW-B5000GD-9JFが、4500に迫る総有効投票数のうちの1100票以上を集めて見事に最多得票モデルに輝きました!

総合順位で2位につけたのは、陸のMASTER OF G「マッドマスター」からGWG-1000-1A3JF。3位には、再びGMW-B5000からシルバーカラーのモデルGMW-B5000D-1JFがランクイン。35周年の節目に発売された2018年の大ヒット作はやはり強かった!

以下、各部門の投票を集計した総合ランキング1位から10位の結果。半数以上を占めたMASTER OF Gの人気ぶりがわかります。

1位/《ORIGIN》GMW-B5000GD-9JF           1103票
2位/《MATER OF G 陸》GWG-1000-1A3JF       829票
3位/《ORIGIN》GMW-B5000D-1JF                        776票

4位/《MATER OF G 空》GPW-2000-1A2JF     754票
5位/《G-STEEL》GST-B100XA-1AJF              745票
6位/《MUSIC & SPORTS》GBD-800-1JF              737票
7位/《MATER OF G 海》GWN-Q1000A-1AJF     710票
8位/《MATER OF G 海》GWF-1000-1JF              643票
9位/《MATER OF G 空》GW-A1100-1A3JF         621票
10位/《MRG & MTG》MTG-B1000D-1AJF         569票

部門別ランキングを一挙に紹介!

オリジン部門では最多得票数を得たGMW-B5000GD-9JFが1位、次いでGMW-B5000D-1JF、3位には初号機の意匠を踏襲するマルチバンド6+タフソーラーモデルのGW-M5610-1JFが選ばれました。

ORIGIN部門の3位になったGW-M5610-1JF

デジアナ表示を備えた「アナログベーシック」部門ではGA-800-1AJFが第1位に。エントリー数が多く、200票前後を獲得したモデルが複数ある中で、ブラックとレッドというブランドカラーでまとめたフロントボタン付きの“らしい”モデルが頭一つ抜きん出た形となりました。

GA-800-1AJF

3本がエントリーした「ミュージック&スポーツ」部門は、こちらもブラックとレッドの色使いが特徴的なG-SQUADのGBD-800-1JFが700票以上を集めてトップになりました。2位も同じ、G-SQUADになっており、スマートフォンリンクを活用したトレーニングウオッチとしてG-SHOCKを求める人の声が反映された結果になったようです。

GBD-800-1JF

プロユースのG-SHOCK“MASTER OF G”の人気モデルを発表!

フィールド別に部門を分けた極地環境特化型G-SHOCK“MASTER OF G”では、空シリーズでは3-way受信対応のグラビティマスターGPW-2000-1A2JFが、陸シリーズでは防塵・防泥構造を持つマッドマスターGWG-1000-1A3JFが王者になりました。海シリーズはフロッグマンの圧勝かと思われましたが、2つのモデルがエントリーしたため票が分散。1位になったのは、ガルフマスターGWN-Q1000A-1AJFでした。

GPW-2000-1A2JF

GWG-1000-1A3JF

GWN-Q1000A-1AJF

残る部門はあと2つ。「G-STEEL」「MRG&MTG」部門の結果は!?

続けて、最新のG-SHOCKを語るうえで欠かせないG-STEELとMRG&MTGを見ていきましょう。

異素材の高次元融合を追求したG-STEELシリーズで、そのコンセプトを最も反映しているカーボンベゼル装備のフルアナログモデルGST-B100XA-1AJFが2位に大差をつけての首位を獲得。その2位もフルアナログのGST-B100-1AJFで、デジアナモデル2作は票が伸び悩みました。最近のファンは、アナログ表示のG-SHOCKを求めているのかもしれません。

GST-B100XA-1AJF

最後の部門は、G-SHOCKの上位シリーズであるMRGとMTG。各2本がエントリーしたこの部門は、有効投票数約2000の中から僅差の接戦が繰り広げられました。最終的に1位に選出されたのは、MTG-B1000D-1AJF。2位にもMTG-B1000B-1AJFと、MTGシリーズが熾烈な闘いに勝ちました。ただし、MRG-G1000B-1AJRとMRG-G1000B-1A4JRのMRG2本と、上位2モデルの合計では200票も差はありません。勝敗を分けたのは、価格や取扱店などを考慮して「実際に購入できるかどうか」、という点だったのかもしれません。

MTG-B1000D-1AJF

確立された数々の定番に対するカウンター! 3月から全く新しいG-SHOCKが発売に!!

総選挙の結果に納得と驚きが交錯するなか、2月末に行われたカシオの展示会では早くも次なる定番となりそうなG-SHOCKが発表されました。シリーズ名こそグラビティマスターですが、これは全く新しいG-SHOCKといっても過言ではありません。その名もGWR-B1000。「カーボンコアガード構造」なる新構造で作られた、初のフルカーボンG-SHOCKです。

3月より発売となるマスターオブGの新作「グラビティマスター GWR-B1000-1A1JF(左)/GWR-B1000-1AJF(右)」各9万7200円。縦50.1×横46.4mm/厚さ16.9mm。72g。カーボンファイバーインサートバンド。モバイルリンク機能を備えた電波ソーラーモデル。裏蓋のないモノコックケースをカーボンで作り上げ、ボタンなどの一部にはチタンを採用して新次元の強さと軽さが追求された

軽量かつ堅牢、加水分解もなしという新作で、36年を超えてなお「進化し続ける」G-SHOCKの精神を体現した1本となっています。【リンク:GWR-B1000の開発者インタビュー

この他にも、36年目のG-SHOCKは魅力的な新作が立て続けに発売される模様。WATCHNAVI Salonでは、引き続きG-SHOCKの情報を盛りだくさんでお届けしていきます!

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