選ばれてるのはどっち? 白文字盤 or 黒文字盤/ブレスレット or ストラップ――究極の二択問題集

時計に詳しくなるほど、時計選びの悩みは増えるもの。そのなかから今回は、二択で迷いやすい【白文字盤 or 黒文字盤】【ブレスレット or ストラップ】について、どちらが選ばれているのかブランドに直撃してみました!

 

Q.白文字盤 or 黒文字盤、選ばれているのはどっち?

ある程度のバリエーションが用意されているモデルであれば、確実に悩むのが文字盤の色。なかでも印象が大きく異なる2大定番「白」と「黒」は、永遠の悩みでしょう。実際に選ばれるのは、ブランドイメージも関係しているようです。

【ボーム&メルシエの回答】クラシックな装いになるホワイトが多い

ボーム&メルシエ「クリフトン ボーマティック」 (右)Ref.M0A10399 32万9400円 (左)Ref.M0A10398 32万9400円
2層構造の先進シリコンひげゼンマイを備えた自社開発のボーマティックキャリバーを搭載。優れた耐磁性と5日間パワーリザーブを有し、精度安定性にも優れる。SSケース。直径40㎜。5気圧防水。自動巻き
問:ボーム&メルシエ TEL.03-4461-8030

ボーム&メルシエ担当者:「タイムレスなデザインが特徴で、幅広い世代に人気の本機。すでにスポーツ系をお持ちの方は、クラシックの王道“白”を選ばれています」

 

【フォルティスの回答】誕生の背景からブラックの方が断然人気がある

フォルティス「クラシック・コスモノート スチール」 (右/a.m.)Ref.401.21.12M 32万4000円 (左/p.m.)Ref.401.21.11M 32万4000円
1994年にロシアの宇宙飛行士に使われて以来、同シリーズは“宇宙時計”の定番として君臨。現行品はシースルーバックで、自動巻きクロノの名機Cal.7750の動きを見て楽しめる。SSケース。直径42㎜。10気圧防水
問:ホッタ TEL.03-6226-4715

フォルティス担当者:「ロシアの宇宙開発の公式装備品となったオフィシャル・コスモノートが黒文字盤でした。その印象が男性の心に今も響くのでしょう」

 

Q.ブレスレット or ストラップ、選ばれているのはどっち?

基本、レザーストラップは消耗品のためいつかは交換が必須です。とくに夏季に向けて湿度が高まる日本では、レザーは傷みやすく交換の機会が増えます。そうした点からも、ブレスレットの選択が多い模様です。

【ロンジンの回答】オンオフ兼用しやすいブレスがより多く選ばれる

ロンジン「ハイドロコンクエスト」 (右)Ref.L3.781.4.76.6 20万5200円 (左)Ref.L3.781.4.76.9 20万5200円
逆回転防止ベゼルに30気圧防水という本格ダイバーズと同等の性能を誇るスポーツウオッチ。ベゼルリングには耐傷性に優れたセラミックを使用。64時間パワーリザーブで実用的だ。SSケース。自動巻き
問:ロンジン TEL.03-6254-7351

ロンジン担当者:「オンオフ兼用できて季節も選ばないブレスは、より多くの方に選ばれます。アップデートされたラバーは、よりアクティブな方に」

 

【ジラール・ペルゴの回答】売れているのは耐久性に優れたブレスレット

ジラール・ペルゴ「ロレアート 42㎜」 (右)Ref.81010-11-431-11A 133万9200円 (左)Ref.81010-11-431-BB6A 124万2000円
ラグジュアリースポーツウオッチの一角であるロレアートは、八角形と円を組み合わせた外装が特徴。文字盤に施されたクルー・ド・パリ装飾が上品な雰囲気を演出する。SSケース。10気圧防水。自動巻き
問:ソーウインド ジャパン TEL.03-5211-1791

ジラール・ぺルゴ担当者:「日本の夏は高温多湿なので、耐久性の高いブレスが人気です。しかし一方で、実はレザーストラップにはラバーストラップも付くのでお得」

 

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