伝統的な手仕上げがもたらした「機械式時計の進化のその先」

時計界のオスカー賞とも称される「ジュネーブウオッチメイキンググランプリ」。そのメンズコンプリケーション部門の2013年グランプリに輝いたローマン・ゴティエの代表作に、新たな限定モデルが登場。世界限定5本という、超プレミアムなタイムピースとなっている。

 

伝統の技を突き詰めて完成した美しいモダンウオッチ

ローマン・ゴティエ「ロジカル・ワン BTR リミテッドエディション」1836万円/ADLCチタンケース。直径43mm。5気圧防水。自動巻き。世界限定5本

世界の時計愛好家から高い評価を得ているスイスの高級時計ブランド、「ローマン・ゴティエ」。そのコレクションはムーブメントも含めて創業者であるローマン・ゴティエ本人により設計され、彼の指揮の下、自社工房にて仕上げまで行われる。極めて高いレベルの仕上げを施しているのが特徴で、年間生産本数は約60本と希少性が高いことでも知られている。

今回、リミテッドエディションが登場した「ロジカル・ワン」は、2013年、時計界のオスカー賞とも称される権威ある「ジュネーブウオッチメイキンググランプリ」において、メンズコンプリケーション部門のグランプリに輝いた名高い複雑時計だ。

高い加工精度が実現した様々な曲線を有するブラックADLCチタンケースは、モダンでスポーティ。対を成すのが、随所に使われている気品漂うローズゴールドである。このコントラストが、個性を主張するブルーのグランフーエナメル文字盤の大いなる引き立て役となっている。

この限定ロジカル・ワンに限らず、ローマン・ゴティエは“高い加工精度”と“伝統的な手仕上げ”が融合したタイムピースにこだわり続ける。その妥協なき哲学がゆえ少量生産体制で作られるタイムピースからは、「機械式時計の進化のその先」さえ見えてくるようだ。

 

問:スイスプライムブランズ TEL.03-4360-8669
https://www.romaingauthier.com/

 

【関連記事】【SIHH2019フォトギャラリー】美しい仕上げのその先へ! 孤高の独立系ブランド「ロマン・ゴティエ」はオーナメントストーンにご執心