ブライトリングから50年代スタイルのレトロモダンな新作ウオッチがリリース
「ナビタイマー」のような“空”で活躍するパイロットたちを支える傑作時計を多く遺す「ブライトリング(BREITLING)」だが、“海”のカテゴリーにおいても優れたタイムピースを製造してきた。その筆頭である「スーパーオーシャン」の軌跡をたどると、実に潜水時計の黎明期にあたる1957年までさかのぼる。そして2020年、この“レガシー”をテーマにしたニューモデルが誕生する。
スーパーオーシャンへの敬意と現代的な解釈を融合
1957年生まれの初期スーパーオーシャンにデザインのヒントを得た新作「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 カプセルコレクション」のコンセプトは、1950年代や60年代のサーファーたちが楽しんだ、自由闊達なライフスタイルへのトリビュート。これまでもラインナップされていた「スーパーオーシャン ヘリテージ」に共通する意匠を、より自由な発想と現代的なスタイルという視点でアレンジし、レトロモダンなデザインに仕上げた。あくまでもライフスタイルに寄り添うモデルのため、着け心地を優先したスリムな設計を採り、防水機能は日常生活に不自由ない100m防水としている。
新作についてブライトリングのジョージ・カーンCEOは、
「この非常にユニークなモデルは限られた期間のみ製造されるものですが、私たちにブランドの最もエキサイティングなストーリーを語らせてくれる存在です。スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 カプセルコレクションでは、南カリフォルニアの太陽の下で楽しむ、時代を定義づけた自由闊達な文化にフォーカスしました。1950年代や60年代のサーフィンそのものがこの物語の中心ですが、素敵な音楽、素晴らしい車、そしてどこまでも続く砂浜に存在する自由な精神といった時代感を投影しています」
とコメントしている。
ブラック、ブルー、そしてゴールドアクセントの個性豊かな3タイプ
「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57」は、大きく3種類のバリエーションが発表された。オーソドックスなブラック、落ち着いたトーンのブルー、針・インデックス・ベゼルの一部に18Kレッドゴールドを使った“黒金”モデルである。これらにはカーフストラップまたはミラネーゼのオーシャン クラシック・ブレスレットがセットされ、1957年製スーパーオーシャンを想起させるヴィンテージデザインにまとめられている。
注意しておきたいのが、本コレクションはルックスはダイバーズであっても潜水機能を持たないこと。リューズは操作しやすい非ねじ込み式で、凸型のベゼルも瞬時に使える両方向回転式になっており、傷に強いセラミックのトップリングが備えられている。そのベゼルの基点となるドットマーク、長短針、各インデックスには蓄光処理がなされ、暗闇においても優れた視認性を発揮。搭載するキャリバー10は、COSC公認クロノメーターのオートマチックムーブメントで、精度とパフォーマンスをブライトリングが保証している。またシリアルナンバーなどの刻印は入らないものの、期間限定生産であることも知っておこう。
問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/