「BREITLING(ブライトリング)」は、1884年に創業されたスイスの名門ウオッチブランドである。当初から計時機器作りに情熱を注ぎ、ストップウオッチやパイロット向けモデルを開発するなか、1952年に同社シンボルとなる「ナビタイマー」の発明に成功。史上初めて航空用回転計算尺とクロノグラフを同時に搭載する本機は、航空クロノグラフの第一人者として飛行士たちの憧れの存在となった。現在も続く、このロングセラーの基本モデルについて紹介しよう。
“永遠のクラシック”として男心を惹きつけるデザイン
2017年にジョージ・カーンが新CEOに就任して以来、ブライトリングはコレクションの再編を進めており、現在は陸・海・空のあらゆる分野にバランス良く新作や限定モデルが投入されている。“空”の基軸コレクションになるのは、もちろん「ナビタイマー」である。
1952年から継続して販売されているこの不朽の名作は、ブライトリングというブランドを超えて、パイロットウオッチやクロノグラフの大定番ともいえる。初代ナビタイマーの航空用回転計算尺は、燃料消費量から地上速度計算、1分あたりの飛行マイル数、平均上昇・下降速度、上昇・下降距離などの航空計算が即座にできる、多機能ぶりを誇った。
それから68年を経た現行ナビタイマーの計算尺も、全く同じ設計で同じ機能を有する。さらには、そのダイアルの目盛りは経年変化でも剥がれ落ちない特殊なプロテクション・プリントによるもの。ムーブメントも“01”には自社製が搭載されるなど、基本スタイルを継承しながら、時代に応じた技術をもってパフォーマンスのみを進化させてきたのだ。
質感の高さに定評のあるブレスレットタイプを選べば、所有する満足感も格別のものとなる。そして“01”なら、シースルーバックから自社製キャリバーの精緻な鼓動や仕上げを楽しめる特典も付いてくる。
時代を経ても色褪せない機能美を纏う
AOPA(世界最大の飛行家協会)の公式時計に選ばれた名機の末裔。自社製キャリバー ブライトリング01搭載モデルは、横3つ目のパンダ・ルックとシースルーバックが共通の仕様となる。第二次世界大戦後の航空航法の要だった「タイプ52計算尺」は、オリジナルモデルと同じデザインを採用。
問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/
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