ブライトリングが昨年発表した「ナビタイマー Ref.806 1959 リ・エディション」は、発表直後から世界中で注目を浴び、瞬く間に完売となった。安易な復刻時計ではなく、オリジナルモデルを再現するために新開発した手巻きクロノグラフムーブメントなど、高く評価されたのだ。そんな期待が募るリ・エディションシリーズに、早くも新作が登場する。それが「AVI REF. 765 1953 リ・エディション」。かつて「コ・パイロット」と呼ばれた傑作クロノグラフが、いま最新技術で甦る。
ブライトリングこだわりのリアルな再現力は今回も健在!!
「Ref.765 AVI」は、ブライトリング内に存在したユイット・アビエーション部門が、1930~1940年代にデザイン・製造したオンボードクロックの影響を受けた1950年代の腕時計クロノグラフである。発表された「AVI REF. 765 1953 リ・エディション」は、その初期にあたる1953年に製造されたモデルを復刻したもので、ブライトリングが航空時計の雄として君臨するきっかけとなった「アビエーター8」にも通じる顔立ちでもある。
当時、同社のナビタイマーは飛行時に不可欠な計算(飛行距離や航続距離の算出など)ができる回転計算尺を装備することでパイロットの心を掴んだ。一方、「Ref.765 AVI」は、時刻やクロノグラフ積算の判読性の高さが評価され、「コ・パイロット(=副操縦士)」というニックネームが付くほど信頼を寄せられたのだった。
ブライトリングの歴史を物語るリ・エディションシリーズのセカンドモデルとなる本作について、ジョージ・カーンCEOは熱心なファンの賛同を得ることを確信しているようだ。
「長きにわたってブライトリングを支持してくださっている時計愛好家の皆さんなら、このモデルを腕に着けてくれるだろう、という絶対的な自信があります。その一方で、当ブランドは初めてという方にこのモデルの魅力を力強くお伝えできることも楽しみです。リ・エディションのデザインを一目見れば、これまで紡がれてきた歴史、革新、そして程よい高級感がこの一つのモデルに込められていることを感じられるでしょう」
なお新作「AVI REF. 765 1953 リ・エディション」は、「ナビタイマー Ref.806 1959 リ・エディション」と同じキャリバー B09を搭載。名機キャリバー01をベースとするオールドスタイルの手巻きムーブメントで、開発から製造まで自社で行い、COSC認定クロノーターの高精度仕様となっている。ケースバックには誕生した1953年にちなんで1953本のシリアルナンバーを刻印する。
再現度の高さを追求した復刻ということで、特徴的なアラビア数字インデックスと航空時計固有のシリンジ形状の細い長短針に、ビンテージ調カラーのスーパールミノバ夜光を塗布。サイズもフォルムも同じ41mmステンレススチールケースに、シャープな回転ベゼルとドーム型ヘサライトクリスタル風防を組み合わせている。
ステンレススチール(世界限定1953本)、18Kレッドゴールド(世界限定253本)、さらにプラチナ(世界限定153本)というケース素材違いで3タイプがラインナップ。第1弾「ナビタイマー Ref.806 1959 リ・エディション」に続き、売り切れ店が続出する予感。桜の咲く頃のデリバリースタートが見込まれている。
問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/
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