2020年も残すところ約2カ月半となった。時計界のトレンドを振り返ると、今年もブルーの時計に魅力的なモデルが多かったように思える。そこで時計専門誌『ウオッチナビ』が、強く印象に残った“青”を纏う2020年発表のニューモデル5本をピックアップ。
伝説的な名機をブルースタイルで
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1958年、同社が初めて200m防水を達成した歴史的なダイバーズウオッチに由来する人気モデルに、ネイビーブルーのニューバリエーションが加わった。スノーフレーク針やリベット調ブレスレットなど、特徴的なディテールも39mmサイズに凝縮している。
問い合わせ先:日本ロレックス / チューダー TEL.03-3216-5671
https://www.tudorwatch.com/ja
誇り高きクロノグラフへの回帰
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創業160周年のアニバーサリーイヤーに、フラッグシップコレクション「タグ・ホイヤー カレラ」の自社ムーブメントモデルの新バージョンが登場。短いラグで装着感を高め、サテン仕上げのダイアルの6時位置にデイト表示を配して、1970年代のカレラを思わせる表情を生み出した。
問い合わせ先:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054
https://www.tagheuer.com/jp/ja/
国産最高峰の技術と格式を反映
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日本の伝統色でブランドカラーでもある紺(グランドセイコーブルー)を文字盤カラーに取り入れた、ブランド設立60周年アニバーサリーモデル。12時位置に黄金に輝くGSロゴをあしらい、秒針と6時位置の英字に日本をイメージさせる赤を配色した。毎秒10振動のハイビート仕様。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
https://www.grand-seiko.com/jp-ja
腕元を格上げする洗練のブルー
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強烈に海をイメージさせるサンレイブルーのサンドイッチダイアルと、同色のアリゲーターストラップを組み合わせた一本。大型のステンレススチールケースは精悍なサテン仕上げで、ベゼル表面をポリッシュ仕上げにすることでコントラストを際立たせた。
問い合わせ先:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110
https://www.panerai.com/ja/home.html
グラン・フーによる本青七宝文字盤
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2015年誕生のブラックモデルに続き、ブルーのグラン・フーエナメルダイアルの新バリエーションが追加された。レトロスタイルなブレゲ数字と針はすべて18Kホワイトゴールド製で、高貴なプラチナケースに21世紀を代表する傑作キャリバーを搭載している。
問い合わせ先: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109
http://www.patek.com