日本の時計愛好家が初の快挙を達成!大ヒット時計クリーナー「クリスタルガード・クロノアーマー」が結んだアーミン・シュトロームとの絆が形に
なにから書き始めれば良いのか迷うほど、前代未聞のニュースがWNS編集部に到着した。端的に述べるならば「史上初となる日本の時計愛好家のシグネチャーモデルをアーミン・シュトロームが発表」だろうか。だが、手元にあるリリースを見る限り、実際はそんなに簡単にはまとめることはできなさそうだ。
日本のコレクターの時計愛から生まれた異例ずくめの限定モデル
と、そうも言っていられないので、最初はWNSでも2020年2月に取り上げた完売続出の大ヒット時計クリーナー兼コーティング剤「クリスタルガード・クロノアーマー」から触れることにしよう。
このアイテム、いまもリピーター続出で好評を博しているそうだ。高級時計のコーティング剤と考えれば3300円でリーズナブルだし、Amazonで購入できる手軽さも魅力。そんな日本での評判が海を渡って時計の本場スイスに知れ渡ったところに、今回のニュースの核心がある。
腕時計に使われるステンレススチールやプラチナ、ゴールド、チタン、カーボン、プラスチックなどあらゆる素材に対応する「クリスタルガード・クロノアーマー」。これは、すでに愛用中の腕時計の日々の手入れに使うのと同時に、購入したばかりの新品の時計にコーティングを施すのにも有効だ。
そこに目をつけたのが、少量生産で高級時計を製造するスイスのマイクロブランド「アーミン・シュトローム」である。彼らが、ケース内外用のコーティング剤として、国家規格の耐候性試験で実証された光沢保持率100%(皮膜が自然劣化しない)、鉛筆硬度9Hを誇るクリスタルガード・クロノアーマーを腕時計の生産に正式採用したというのだ。
すでに日本国内で1年経たずに2万本以上を売り上げた日本の発明品。これが金属に与える「保護能力」と「上品な艶」、そしてガラス風防に与える「透明度の向上」を時計の本場スイスが認めたことは、とんでもないことである。だが、このリリースにはまだ驚きの事実が続く。
今回の正式採用を機に、アーミン・シュトロームは特別な限定モデルを発表。それが、「グラヴィティ・イクォール・フォース くろのぴーす限定エディション」と「レディ・ビート くろのぴーす限定エディション」という各世界限定5本のタイムピースである。
さて、ここで気になるのはモデル名に含まれている「くろのぴーす」だろう。この名前は、日本人の時計愛好家で「クリスタルガード・クロノアーマー」のアンバサダーも務める人物のこと。つまり、日本の時計愛好家の名前を冠したシグネチャーモデルというわけだが、ビスポークの1点ものではなく、世界に流通するスイス製高級時計に日本の愛好家の個人名が付けられることもまた、前代未聞なのである。
このスペシャルピースは、くろのぴーす氏の腕時計観である宇宙のブルーがイメージされているそうだ。同氏が幼少期から夢想してきた「宇宙とロボット」をもとに、近年のコレクターのこだわりである「機械の回転を楽しむ」という要素も取り込まれた本作。もちろんケース内外にはクリスタルガード・クロノアーマーが使われており、透明度をましたガラス越しに美しい色彩とメカニズムが堪能できるようになっている。このモデルの発表に際しての、くろのぴーす氏とアーミン・シュトローム創業者サージュ・ミシェル氏のコメント:
“自分が考案した商品がスイス製腕時計に正式に採用されるということと、スイスブランドから自分のシグネチャモデルが出るということの、腕時計愛好家としてのふたつの夢が同時に叶いました。しかも、『宇宙と機械』という自分の腕時計観までを表現して頂いたのです。これは、コレクター冥利に尽きる、人生の中で最大の出来事となりました。”–くろのぴーす
“アーミン・シュトロームのブランドは『機械的な透明性』を象徴しています。ですから、クリスタルガード・クロノアーマーがもたらす表面の透明度向上が、我々の哲学と結び付けられたことは明白です。”–サージュ・ミシェル
熱心な時計コレクターの多くが抱く夢を実現させたこのニュース。筆者としては、今回の限定モデルはもとより、「クリスタルガード・クロノアーマー」もまた今度は世界中で入手困難なアイテムになる気がしてならない。
アーミン・シュトローム問い合わせ先:
ノーブルスタイリングTel.03-6277-1604 http://noblestyling.com
クリスタルガード・クロノアーマー問い合わせ先:
kozmez info@crystalguard.jp