お渋谷エリアでは珍しい路面店の腕時計正規販売店「COMMON TIME 渋谷公園通り店」が、近隣への移転リニューアルで売り場面積を拡大し、さらに魅力的なブランドを取り揃える店舗として生まれ変わった。外観が全面ガラス張りとなっており、ラグジュアリーでありながら利用しやすい雰囲気も特徴となっている。
広々とした店内に本格派のラグジュアリーウオッチを揃える
COMMON TIMEは、宝飾アイテムを販売するCHARMYが1998年から運営する腕時計正規販売店。本店は横浜元町ショッピングストリート内にあり、渋谷店となる「COMMON TIME 渋谷公園通り店」は2007年にオープンした。今回、より代々木公園に近くなった公園通りの路面、東武ホテルの向かいの広々としたテナントの1Fに移転リニューアルオープンを果たした。
「機械式時計好きがくつろげる大人の空間」をコンセプトにしたという店内には、既存ブランドに加えて実力も注目度も高い9ブランド(オメガ、ブランパン、グラスヒュッテ・オリジナル、ロンジン、ユリス・ナルダン、ベル&ロス、ノルケイン、ボール ウォッチ、ボーム&メルシエ)を新規導入。いずれも都内最大級と自負する品揃えで、来店者を出迎える。
同店店長の佐竹さんは新しくなった店舗について、
「パネライやブライトリングといった以前から扱っている定番ブランドに加えて、新たにオメガやブランパンなど職人気質が感じられる老舗ブランドを導入しました。以前以上に世界のトップブランドのコレクションをいっぺんにご覧いただくことができます。さらに、ロンジンやノルケイン、ボール ウォッチといったエントリーモデルとしてもお薦めできるモデルのラインナップも充実させています。どうぞお気軽にお立ち寄りください」
と話し、続けてコレクションの充実化と各ブランドの世界観の演出に力を入れてゆく方針も語ってくれた。年齢や嗜好に関係なく、幅広い層が利用しやすいショップとして時計ファンは要注目だ。
↑「COMMON TIME 渋谷公園通り店」のブランパンコーナー
横浜元町本店を筆頭とするCOMMON TIME系列店で共通しているのは、歴史と伝統を兼ね備えたブランドを厳選して扱っている点。売れるから扱うのではなく、“自分たちが時計を扱うプロとして、本当にいいと思った”ブランドが並ぶのである。だからこそ、どのブランドについてもスタッフの熱量が高く、本物志向の人々との会話が自然と弾む。
↑「COMMON TIME 渋谷公園通り店」のオメガコーナー
こうした背景から冒頭に触れた公園通り店のコンセプトも店側が心がけるものではなく、自然発生するショップの雰囲気を表す言葉といえよう。「COMMON TIME 渋谷公園通り店」ならば、時計コレクターから初めて本格的な時計を購入しようと考えている人まで、誰でもじっくりと時計と向き合いながら購入を検討できることだろう。
【COMMON TIME 渋谷公園通り店】
住所:東京都渋谷区神南1-16-7 1F
TEL:03-3780-5550
営業時間:11:00~20:00
定休日:元日
《取り扱いブランド一覧》
OMEGA、BREITLING、IWC、PANERAI、ZENITH、BLANCPAIN、Glashutte ORIGINAL、ULYSS NARDIN、LONGINES、Bell&Ross、BAUME &MERCIER、NORQAIN、BALL
Text/WATCHNAVI編集部 ※本記事は『ウオッチナビ Vol.92』より抜粋・編集しています。
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