130年以上の歴史を誇るアメリカ生まれの老舗ウオッチブランド【ハミルトン（HAMILTON）】が最新作を発表。ブランドの定番コレクション「カーキ フィールド」に、新色の文字盤カラーを採用した「カーキ フィールド オート」の2型が発売となり、価格は10万1200円（税込）～。さらにベストセラー「ベンチュラ」よりフレックスブレスレットを備えた「ベンチュラS」も発売され、価格は13万4200円（税込）。
ブルーとグリーンの2つの文字盤カラーを新たに追加
1940年代にブランドがアメリカ陸軍へ軍用時計を供給していた歴史をルーツとし、軽量なボディに視認性に優れた文字盤や過酷なフィールドで培われた実用性を備える「カーキ フィールド」コレクション。このブランドを代表するロングセラーに今回、都会的なアクティブスタイルをイメージしたブルーとグリーンの2つの文字盤カラーが新たに追加された。どちらのカラーも文字盤中央はサテン仕上げとし、その周囲を囲む同心円状のアワーリングを異なる質感でアレンジ。特徴的な24時間表示を含め、インデックスはアラビア数字を採用し、これらをホワイトで描くことで文字盤カラーとの鮮やかなコントラストを生み出し、結果、個性的で洗練された表情を完成させた。さらにスラリと伸びた秒針の先端はレッドで彩り、デザイン上のアクセントとするとともに、視認性も向上させている。これまでのブラックやホワイト、カーキグリーンを採用した「カーキ フィールド」と比べると、スタイリッシュな印象が強く、多くのユーザーにも魅力的な仕上がりに映るはずだ。
ケースサイズとベルトでそれぞれバリエーションを展開
本機は光の反射を抑えるサンドフィニッシュ加工が施されたステンレススチールケースをはじめ、100mの防水性能、日付け表示機能など、「カーキ フィールド」のアイデンティティともいえる実用性を忠実に継承。カラーバリエに加えて、ケースサイズとベルトにも選択肢が用意されており、ケースサイズは誰の手首にもフィットしやすい38mmと腕元での存在感が際立つ42mmの2つを展開。ベルトはよりスタイリッシュな仕上がりを主張するメタルブレスレットとカジュアルな雰囲気を演出するブラウンのレザーストラップから選択可能だ。すべてのモデルには3針自動巻きムーブメント、キャリバーH-10を搭載。約80時間のパワーリザーブを備え、金曜の夜に本機を外し、土日に使用しなくても月曜の朝にはしっかりと作動する実用性は大きな強みといえる。
ハミルトン「カーキ フィールド オート 38mm」 Ref.H70455540 10万1200円／自動巻き（Cal.H-10）、約80時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、レザーストラップ。サファイアクリスタル風防（反射防止加工）。直径38mm、厚さ11.5mm。10気圧防水。
フレックスブレスレットを採用する「ベンチュラ S」
今回、ハミルトンは独創的なトライアングルケースを特徴とする「ベンチュラ」にも新作を投入。キング・オブ・ロックンロールと称される伝説のスター、エルヴィス・プレスリーがフレックススタイルのブレスレットをカスタマイズした「ベンチュラ」を着用していたエピソードから着想を得て開発された、フレックスブレスレットを装備する「ベンチュラ S」をリリースした。この「ベンチュラ S」に装備されるフレックスブレスレットは、小型ゆえに高度な技術を要し、リンクの完璧な柔軟性に加え、耐久性と快適性を両立させるため、何度も試作を重ねて仕上げられたもの。ハミルトンの革新的なイージークリックシステムも組み込まれており、ブレスレット交換を手軽に行うこともできる。
「ベンチュラ」を象徴するデザインコードを踏襲
ステンレススチールのケースとフレックスブレスレットのシルバーの輝きと、艶やかな表情を見せるブラック文字盤との組み合わせは鮮烈なコントラストを描き、視覚的なインパクトは十分。このブラック文字盤には、原子をイメージしたドットとラインからなるインデックス、エレクトリックをイメージさせるジグザグ模様など「ベンチュラ」のアイコニックなデザインコードが踏襲されている。ムーブメントには安定した精度を保証するクオーツムーブメントを搭載しており、その高い信頼性も魅力のひとつだ。
ハミルトン「ベンチュラS」 Ref.H24211130 13万4200円／クオーツ。ステンレススチールケース＆ブレスレット。ミネラルクリスタル風防。縦36.5m×横24mm。5気圧防水。
問い合わせ先：ハミルトン／スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7371 https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
- TAG