世紀の天才時計師の哲学を伝承する
ジャケ・ドローは、世紀に”孤高の天才時計師” と称されたピエール–ジャケ・ドローが創業。彼の作り出すオートマタ(機械式からくり人形)や複雑機構は、フランスやイギリスなどの各国王侯貴族に歓迎され、いまなお博物館級の名作が残されている。
ジャケ・ドロー親子とひとりの弟子までで、ブランドの歴史はいったん途絶えるが、2000年からは、スウォッチ グループの傘下に入り本格的に再始動している。
現在は、オートマタの開発の他、エナメルや細密画、彫金を採用した文字盤など、中世ヨーロッパの宮廷文化を彷彿とさせる優雅な作風で新たなファンを獲得。世紀に迫る長き歴史に相応しい、伝統の時計製造を実践し続けている。