「タイメックス」復刻名作とNASAコラボの3モデルが一挙登場

アメリカNo.1ウオッチブランド【TIMEX(タイメックス)】が、この冬は特に存在感の強い3モデルを投入する。都市的センスで再評価が進む「第2世代キャンパー」の復刻、1972年の名作を細部まで忠実に再現した「Q Timex 1972 Time Machine Reissue」、そしてNASAのアルテミス計画にオマージュを捧げたスペシャルコラボレーションモデル。必要な実用性と遊び心を兼ね備え、日常から宇宙までフィールドを選ばず活躍する、いま選ぶべき3本が揃った。

チビミリが復活

 

往年の人気モデル「キャンパー 34mm」が復刻した。同社を代表するミリタリーウォッチ「キャンパー」の第2世代モデルであり、径34mmのコンパクトなサイズからチビミリの愛称で親しまれた一本が、ついに現代に戻ってきた形である。

2017年の廃番以来、復活を望む声が絶えなかった第2世代キャンパーは、レジンケースのタフネスを継承しながら、ミリタリーの武骨さを抑えた都会的なデザインが特徴である。セパレート型のラグや丸みを帯びたケースフォルムなど、36mmのオリジナル・キャンパーとは異なる個性を備え、日常に馴染むアーバン・ベーシックとして再評価されている。

カラーは、1988年頃から展開された定番オリーブ、1990年代初頭のブラック、そしてファン垂涎の“幻の青キャン”を含む3色をラインナップする。特に青キャンは2012年の少量生産で瞬く間に市場から消え、入手困難となった逸品であり、今回の復刻はその再チャンスと言える。

キャンパーの原型は、ベトナム戦争時に米軍の要請で開発された“使い捨て時計”にさかのぼる。戦後の1980年代初頭に初代キャンパーとして商品化され、1988年頃に日常使いへと最適化された第2世代が誕生した経緯がある。復刻モデルはその合理性とデザイン洗練を現代的に再解釈したものである。

今日のファッションシーンでは小径時計が再び注目されており、34mmの控えめな存在感は、オックスフォードシャツやスウェットなどベーシックなスタイルに溶け込む。ジェンダーレスなデザインであり、歴史背景を知ると語れる時計として魅力も持つ。

タフで気取らず、それでいて確かなストーリーを帯びたタイメックスの第2世代キャンパーは、今の日常にこそ最適な最も身近な腕時計として再び存在感を放つこととなる。

タイメックス「キャンパー 34mm」 Ref.T2N257 9900円/クオーツ。樹脂ケース、ナイロンストラップ、アクリルガラス。直径34mm、厚さ10.3mm。3気圧防水。

 

タイメックスの1972年モデルが最も忠実に復刻

 

タイメックスより、「Qタイメックス 1972 タイムマシーン リイシュー」を発売する。1972年に誕生した名作デザインを、同社史上最も忠実に再現した復刻モデルである。

本機は、オリジナルの大胆な造形を象徴する39mmのトノー型ケースを採用し、全面ポリッシュ仕上げによる艶やかな輝きを放つ。ダイアルには希少でユニークな「タイガーアイ」デザインを用い、光の角度で表情を変えるノスタルジックな質感が魅力である。

特筆すべきは、宙に浮いているかのような立体構造を持つフローティングアワーマーカーであり、同じデザイン言語でまとめられた針とともに独特の存在感を演出する。台形のデイト表示窓や、柔らかなカーブを描くドーム型風防など、当時のディテールも丹念に復刻されている。ブレスレットは幾何学的なリンク構造を持ち、肌なじみの良さに加えてレトロな雰囲気と現代的なエッジを共存させている。半世紀を超えて蘇る本作は、ヴィンテージの美学を現代に継承するタイムレスな一本といえる。

タイメックス「Qタイメックス 1972 タイムマシーン リイシュー」 Ref.TW2Y45200 4万9500円/クオーツ。ステンレススチールケース&ブレスレット、アクリルガラス。直径39mm、厚さ15mm。5気圧防水。

 

 

NASAとのコラボウオッチ

 

タイメックスとNASAが再びタッグを組み、「Space & Time Know No Limits(宇宙と時間には限界がない)」をテーマとした『NASA Artemis Collection(アルテミス コレクション)』が2025年12月5日に発売される。日本ではタイメックス公式オンラインストアおよび主要取扱店にて展開された。

本コレクションは、NASAが主導する有人月面探査計画「アルテミス計画」にオマージュを捧げた特別仕様である。タイメックスの人気モデルをベースに、NASA公式ロゴやアルテミス計画のシンボルを配したデザインが特徴であり、再び月面へ挑む人類の探査精神を象徴する一本となっている。

ラインナップのひとつである“DIGITAL”モデルは、軽量な樹脂ケースを採用し、宇宙服を思わせるオレンジ、ロケット機体を彷彿させるホワイトなど、宇宙開発を象徴するカラーリングをまとっている。液晶周りにはNASAを象徴する赤・青・白の3色を用いた「ミートボール」ロゴを配置し、ストラップのループ部分にはアルテミス計画のシンボルロゴをあしらうなど、ディテールまでこだわり抜いている。

機能面では、暗所での視認性を高めるインディグロ®ナイトライトをはじめ、カレンダー、アラーム、タイマーなど日常使いに便利な機能を備えており、実用時計としての完成度も高い。宇宙ミッションの世界観とタイメックスの堅牢なデザインが融合した本コレクションは、宇宙ファンはもちろん、デザイン性とストーリーを重視するユーザーにも訴求する仕上がりである。

タイメックス「NASA アルテミスコレクション」 Ref.TW2Y13300 1万4850円/クオーツ。樹脂ケース&バンド、アクリルガラス。幅36mm、厚さ10mm。3気圧防水。

本作は「アルテミス計画」をテーマにデザインされ、タイメックスの実用性とNASAが歩んできた宇宙探査の歴史を結びつけた意欲作である。文字盤には、ロケット機体に多用されるホワイトを採用している。視認性が高く、加熱されにくい特性から宇宙開発の現場で重宝されてきた色であり、本モデルでもその実用性が生かされている。盤上には、1970年に新ロゴとして登場した、通称「ワーム」と呼ばれる白地に赤のNASAロゴを配置。現在は正式ロゴとして「ミートボール」が再び用いられているが、この旧NASAロゴはアルテミス計画で予定されるロケットおよび宇宙船の機体に採用される見通しであり、ロマンを掻き立てる要素となっている。

さらに、通常12時位置にあるタイメックスロゴを3時位置へ移し、そのスペースにアルテミス計画のシンボルを配置する特別仕様である。NASAとのコラボレーションであることを一目で伝える、象徴性の高い意匠に仕上がっている。

ケースはブラックの樹脂製で、軽量性に優れるとともに、高い耐久性を備えている。ストラップには宇宙飛行士のフライトジャケットを思わせるオレンジ、あるいはブルーのシリコンバンドを組み合わせ、肌触りの良さと快適な装着感を確保した。

実用面でもタイメックスらしさが光る。視認性に優れたインデックスや、夜光塗料を施した時分針により、暗所でも確実な読み取りが可能である。宇宙空間はもちろん、日常生活においても頼れる一本に仕上がっている。

タイメックス「NASA アルテミスコレクション」 Ref.TW2Y13100 1万3750円/クオーツ。樹脂ケース&バンド、アクリルガラス。幅36mm、厚さ10mm。3気圧防水。

問い合わせ先:ウエニ貿易 TEL.03-5815-3277 https://www.timexwatch.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/平野翔太(WN編集部)

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