〈動画付き〉【ハミルトン最新時計】「カーキ フィールド マーフ」の新バリエーション&映画『オデュッセイア』との限定コラボモデル

映画と深い関係を築いてきた【ハミルトン(HAMILTON)】から、クリストファー・ノーラン監督作品にまつわる2つの新作が登場した。『インターステラー』をルーツとする「カーキ フィールド マーフ」には新たなディープブルー文字盤が加わり、最新作『オデュッセイア』とのコラボレーションでは、映画の世界観を時計に落とし込んだ世界限定2112本のモデルが製作された。価格は14万8500円(税込)~。

『インターステラー』から生まれた「カーキ フィールド マーフ」に新色

1892年にアメリカ・ペンシルバニア州ランカスターで創業したハミルトンは、これまで500本を超える映画に時計を提供してきた。既存モデルの登場だけでなく、作品のためのカスタムウオッチや、映画の世界観から着想を得たモデルも製作するなど、時計を通じて映画のストーリーテリングに携わっている。その代表作のひとつが、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(2014年)のために製作された「マーフ」だ。劇中では主人公クーパーと娘マーフを時空を超えてつなぐ重要なアイテムとして登場。「カーキ フィールド」のDNAをベースに生まれた42mmモデルは、後に市販化され、さらに38mmモデルへとラインナップを広げてきた。

今回、その38mmの「カーキ フィールド マーフ」に新たなディープブルー文字盤が加わった。デザインの着想源となったのは、太陽系の外から飛来する恒星間彗星。中央の鮮やかなディープブルーから外周に向かってブラックへと変化する色調で、太陽光を受けたイオン化ガスの輝きと、その先に広がる宇宙を表現している。さらに、星屑をイメージした粒状のテクスチャーを施すことで立体感と奥行きを加え、光の当たり方によって繊細に表情を変える。一方、カテドラル針や緩やかにカーブしたアラビア数字インデックスなど、“マーフ”らしいディテールはそのまま継承。時分針にはスーパールミノバを塗布し、視認性にも配慮した。

搭載する自動巻き「キャリバーH-10」は、約80時間のパワーリザーブを確保。ブラックレザーストラップとスチールブレスレットの2仕様がラインナップされ、“マーフ”の新たな表情を異なるスタイルで楽しめる。

ノーラン監督最新作『オデュッセイア』を腕時計で表現

もうひとつの新作も、クリストファー・ノーラン監督との関係から誕生した。ハミルトンとノーラン監督はこれまで、『インターステラー』をはじめ、『TENET テネット』(2020年)、『オッペンハイマー』(2023年)でコラボレーションを重ねてきた。そして今回、最新作『オデュッセイア』で再びタッグを組んだ。ただし、これまでとはアプローチが異なる。「カーキ フィールド オート オデュッセイア リミテッドエディション」は劇中に登場する時計ではなく、映画そのものから着想を得て、ノーラン監督とのコラボレーションによってデザインされたモデルだ。

『オデュッセイア』は、ホメロスの英雄叙事詩をもとに、トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウスが、家族の待つ故郷を目指す10年に及ぶ帰還の旅を描く。機械式時計が存在する以前の青銅器時代を舞台とするため、時計を劇中に登場させるのではなく、物語に登場するシンボルや素材、神話をデザインへと落とし込む手法が採られた。

オデュッセウスの兜と剣を腕元に再現

デザインの核となったのは、主人公オデュッセウスの兜と剣だ。「カーキ フィールド オート」をベースに、青銅器時代の武器や鎧を想起させるブロンズをケースに採用し、映画の世界観を腕時計ならではの意匠へと昇華している。その世界観は文字盤にも徹底されている。サテン仕上げのブラックをベースに、オデュッセウスの兜の質感をイメージしたブロンズパターンをあしらい、12時位置には剣の鞘を留めるリベットをモチーフとしたインデックスを配置。さらにブロンズカラーの剣型針を組み合わせ、兜と剣という本作を象徴するモチーフを随所に散りばめた。時・分・秒針にはスーパールミノバ グレードX1が塗布されている。

ブロンズケースには円形の仕上げを施し、中央にステッチを走らせたブラウンのグレインレザーストラップをセット。チタニウム製ケースバックにはオデュッセウスの兜とクリストファー・ノーラン監督のサインを刻み、表裏の双方から『オデュッセイア』とのつながりを感じさせる仕立てとなっている。

ムーブメントにはNivachron製ヒゲゼンマイを備えた自動巻き「キャリバーH-10」を搭載。約80時間のパワーリザーブを確保している。

「12」に由来する世界限定2112本

時計とともに用意された付属品にも、『オデュッセイア』の物語が反映されている。付属するのは、劇中で妻ペネロペがオデュッセウスに贈り、彼がお守りとして身に着ける女神アテナのピンのレプリカ。ブローチとして実際に着用できる仕様だ。専用パッケージはブラックとブロンズを基調とし、丸いメタリックの盾のシンボルや記念プレート、アテナのピンを収めている。世界限定2112本という数字にも意味が込められた。その由来となった「12」はギリシャ神話において重要な数字とされ、『オデュッセイア』が1万2000行からなること、オデュッセウスが12隻の船を率いたこと、そして自らの正体を証明するため12本の斧の刃を射抜く試練に挑むことなどにちなんでいる。

劇中で重要な役割を担った時計から発展した「カーキ フィールド マーフ」と、時計が存在しない時代の物語をその意匠によって表現した「カーキ フィールド オート オデュッセイア リミテッドエディション」。アプローチこそ異なるが、どちらも映画と時計を結びつけてきたハミルトンならではのストーリーテリングが息づく新作となっている。

ハミルトン「カーキ フィールド マーフ」 Ref. H70405740 14万8500円/自動巻き(Cal.H-10)、約80時間パワーリザーブ。ステンレススチール製ケース(シースルーバック)、ブラックレザーストラップ。直径38mm、厚さ11.1mm。10気圧防水。

ハミルトン「カーキ フィールド マーフ」 Ref.H70405140 16万1700円/自動巻き(Cal.H-10)、約80時間パワーリザーブ。ステンレススチール製ケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径38mm、厚さ11.1mm。10気圧防水。

ハミルトン「カーキ フィールド オート オデュッセイア リミテッドエディション」 20万9000円/自動巻き(Cal.H-10)、約80時間パワーリザーブ。ブロンズ製ケース、ブラウンレザーストラップ。直径42mm、厚さ10.9mm。10気圧防水。世界限定2112本。2026年9月11日発売予定。

 

問い合わせ先:ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7371 https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/WATCHNAVI編集部

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