希少性のあまり、実物を目にすることも叶わない革新のタイムピースが時計界には存在します。夜の東京で5本の名作の表情を写しました。【ウブロ スピリット オブ ビッグ・バン編】
構成/ウオッチナビ編集部 文/小暮昌弘、水藤大輔(時計)
撮影/シバサキフミト スタイリング/石川英治(TRS)
身に着けるものすべてにメッセージが込められ、
心の内が表現されている
「時計は時刻を知るためのものではないんです。腕時計自体を見るためのものであります。そこにはメッセージがあるのです」
『Watch ConciergeMaison Guide』(小学館)で、当時「ウブロ」のCEOだったジャン― クロード・ビバー氏は、そう述べています。時刻を知る手段はいろいろです。携帯電話の出現で、一時はそれで時刻を調べる人も増えましたが、スマホが一般化した現代も時計は消滅しないどころか、ますます価値は高まっています。彼が言うように、時計には身に着ける人のメッセージ、スタイルが込められているのです。
「ウブロ」は創業時から斬新な素材を組み合わせる高級メーカーとして異彩を放っていましたが、彼は〝アート・オブ・フュージョン〞をテーマに異素材を組み合わせた「ビッグ・バン」シリーズを発表し、注目を集めました。
この「スピリット オブ ビッグ・バン」は、「ビッグ・バン」の特徴を継承しながらも、ケースをブランド初の樽型に、エル・プリメロをウブロ仕様にしたムーブメントを採用したモデルです。
この時計が伝統と流行、さらにはさまざまな文化を呑み込んで発展する街、東京にとても似ていると言ったら、ビバー氏はどんな反応をするのでしょうか。
問:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ TEL.03-3263-9566
https://www.hublot.com/ja/
【あなたにオススメ!】ウブロの2019年の新作は、傑作コラボに注目!
- TAG