時計界で旋風を巻き起こしている注目カラーのひとつが、鮮やかな“レッド”。これまでの高級時計では少なかった赤系の文字盤が、表現の自由度を高めたことによって艶やかさや深みが増した。また、色相心理の観点からも気持ちを高めてくれるカラーとして話題だ。
ハイエンドウオッチからも続々とレッドダイアルが生まれており、その中より注目度の高い5モデルをピックアップした。
グラデーションレッドがケース造形の魅力を倍加
複雑な立体造形で時計界に新風を巻き起こしているCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲに、鮮烈なカラーバリエーションが2020年加わった。光を受けて放射状に輝くサンレイ模様のスモークバーガンディラッカーダイアルを筆頭に、二重曲線を描くサファイアクリスタルガラス（両面反射防止加工）や大きな竹斑入りハンドステッチのバーガンディ色アリゲーターストラップなどを組み合わせ、ラグジュアリーかつグラマラスな一本に仕上げられている。自動巻き（自社製Cal.4302）。18Kホワイトゴールドケース（シースルーバック）。直径41mm（厚さ10.7mm）。30m防水。
問い合わせ先：オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000 https://www.audemarspiguet.com
端整な顔立ちをバーガンディで艶っぽく魅せる
3時位置に7日間ぶんのパワーリザーブインジケーター、6時位置にカレンダー、9時位置にスモールセコンドを配したシンメトリカルデザインのポルトギーゼに、インパクトあるバーガンディダイアルが加入。ベゼル幅を狭くして文字盤面積を広く取り、リーフ針やレイルウェイトラックといったクラシカルな要素を盛り込んだ美しいスタイルは健在だ。自動巻き（自社製Cal.52010）。ステンレススチールケース（シースルーバック）。直径42.3mm（厚さ14.1mm）。3気圧防水。
問い合わせ先：IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/ja/