スイス中部のルツェルンにあるアトリエにて、特別なタイムピースを生み出す【クロノスイス(CHRONOSWISS)】。機械式のレギュレーター機構やギヨシェ装飾など、時計作りの伝統的な手法を重視する姿勢を貫いている。2021年も魅力的なコレクションが発表されている。その中から3モデルを厳選し、解説!!
モダンスケルトンに刺激的なブルー
「スケルテック アジュール」Ref.CH-3718-BKBLB 280万5000円
テンプやゼンマイの動きを視覚的に楽しめるようスケルトン化したモノブロック構造の手巻きムーブメントを、1・5・7・11時の三角部品で保持。化学蒸着(CVD)によるブルーとブラックDLCケースの対比が刺激的で、アヴァンギャルドなルックスに仕上げられている。手巻き(Cal.C.304)、毎時2万8800振動、約48時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ブラックDLC/シースルーバック)、カーフ+テキスタイルストラップ。直径45mm(厚さ15.15mm)。5気圧防水。世界限定50本。
カラーでも楽しませるレギュレーターの新提案
「フライング・レギュレーター オープンギア ピンク」Ref.CH-8755.1-PIBK 140万8000円
時・分・秒が独立表示されるレギュレーターの多層構造ダイアルに、ハンドメイドによる繊細なギヨシェ模様を施し、モダンなガルバニックピンクに。シースルーバックからはCVD処理によってピンクに仕上げられた自動巻きローターが見られる。手巻き(Cal.C.299)、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ブラックDLC/シースルーバック)、ラバー+レザーストラップ。直径41mm(厚さ12.7mm)。10気圧防水。世界限定50本。
レトログラードセコンドのメカニズムを刺激的に表現
「フライング・レギュレーター オープンギア レ・セック パライバ」Ref.CH-6923-TUBK 162万8000円
レギュレーターとレトログラードセコンドを同時搭載したクラシックデザインの人気モデルに、モダンなコンセプトを取り入れた新バージョン。手彫りギヨシェを施したダイアル色が、見る角度によって柔らかなターコイズからグリーンへと美しく変わる、ユニークなグラデーション加工が施された逸品。手巻き(Cal.C.301)、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、クロコダイルストラップ。直径44mm(厚さ13.35mm)。10気圧防水。世界限定50本。
「クロノスイス(CHRONOSWISS)」を解説創業年:1983年 スイス機械式時計の貴重な伝統技術を継承すべく、時計師ゲルト・R・ラングが設立。1987年に「レギュレーター」が大ヒットし、2009年に自社製ムーブメントを完成させた。2012年からスイスを拠点とし、年間3000個の妥協なき時計作りを続ける。 |
問い合わせ先:栄光時計 TEL.03-3837-0783 https://chronoswiss.com/ja/JP
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