国産時計の最高峰であり、今や世界が注目する【グランドセイコー(GRAND SEIKO)】から、復活した「44GS」で最も小径となる36.5mmサイズのメカニカルモデルがレギュラーラインナップに加えられる。新作「グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGW291」は、2022年9月9日(金)発売予定で、価格は60万5000円(税込)。
グレートーンでまとめた上品なコンパクトモデル
新作「グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGW291」は、放射模様を施したシルバーダイアルと同系色のクロコダイルストラップを組み合わせ、全体をグレートーンにまとめたエレガントな一本。その意匠は、9つのデザイン要素から構成され、GSのデザインのルーツとなっている「44GS」(1967年誕生。セイコースタイルを確立した名作)をベースに、実用性に沿って進化させた「44GS現代デザイン」である。
搭載する自社製造の手巻きムーブメント「キャリバー9S64」によって実現したコンパクトケースに合わせ、細めのインデックスや針を新たに設計。これらに多面カットを施し、視認性を高めるとともに輝きによって美しさももたらしている。また、サファイアクリスタル製の風防は古典的なボックス形状で、ダイアルデザインを引き立てる効果を持っている。
ザラツ研磨で日本の美を表現した“セイコースタイル”
本機が採用している“セイコースタイル”とは、精度の最高峰を目指して誕生したグランドセイコーに、高級時計に相応しい外観を与えるべく考案されたデザイン文法。鏡面が放つ光と立体的な造形が落とす影を操作し、美を創出する。これらは職人が手作業で行うザラツ研磨によって生み出され、歪みのない平面と直線を主体としながら、逆傾斜になったケースサイドの面と稜線で繋げ、面と面が際立つシャープな造形美を構成。光と陰の調和によって現れる様々な表情は、グランドセイコーが重視している日本特有の美意識と共通しており、44GS現代デザインはそれらを余すことなく体現している。
「グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGW291」 Ref.SBGW291 60万5000円/手巻き(自社製Cal.9S64)、毎時2万8800振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、クロコダイルストラップ。直径36.5mm、厚さ11.6mm。重量66g。10気圧防水。
問い合わせ先:セイコーウオッチ お客様相談室 Tel.0120-061-01 https://www.grand-seiko.com/jp-ja
Text/WATCHNAVI編集部
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