誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第19話。
今回は、カラフルな限定モデルや2つの液晶を搭載したが登場した2001年を振り返る。
2001年:2層の液晶による多彩な表示が可能になった
初代「iPod」が発売された2001年は、ディズニーシーやユニバーサルスタジオジャパンが開催され、活気のある年となった。浜崎あゆみの人気がさらに過熱し、トレードマークのローライズジーンズが流行した。ファッション、髪型、メイク、ネイルに至るまで、マネをしたそっくりさんが溢れていた。
この年のG-SHOCKは、異なる2層の液晶を組み合わせたデュプレックスLCディスプレイを、G-3100Dに初搭載。最大12パターンからさまざまなバリエーションの液晶表示を選択できる。一方でブラックやブルー、シルバーなど色をテーマにした限定モデルの人気が続く。
DW-8201GF-8JF/ボディにシルバーメタリック塗装を施したフロッグマンの限定。3月発売。当時の価格2万3000円(税込)。
G-2500-1MJF/シルバービスを施して左右対称にした、斬新なデザインに仕上げた。3月発売。当時の価格1万3000円(税込)。
G-3100D-8JF/異なる2種類の液晶を組み合わせた「デュプレックスLCディスプレイ」。11月発売。当時の価格1万8000円(税込)。
MTG-511-4AJF/ワールドタイムを搭載したフェイスプロテクター付きのMT-G。ピンクゴールドダイアル。5月発売。当時の価格3万円。
GC-1000-8CJF/ベゼルからベルト先まで流線形状の追求したGクール。10月発売。当時の価格1万2000円(税込)。
Text/WATCHNAVI編集部