数々の高級時計に接する有名店スタッフが語る「ブライトリングとの出会いから時計好きになる人は多い」〈トミヤ メカミュージアム店〉

<取材協力>
トミヤ メカミュージアム店

2024年、創業140周年を迎えた【ブライトリング(BREITLING)】は、1980年代後半から始まった機械式時計ブームを牽引したブランドの一角で、日本でも根強い人気を誇る。その経緯から国内の主要都市には、ブライトリング正規取り扱い店が必ずといえるほど存在する。本連載では、それらの店舗をWATCHNAVI Salon編集長・山口が訪ね、ブライトリングが愛され続ける理由を探る。今回は、岡山県岡山市の「トミヤ メカミュージアム店」を訪問。

ブライトリングとの出会いから時計好きになる人は多い

「晴れの国」といわれるほど岡山は年間を通じて晴天の日が多く、温暖な気候に恵まれている。その環境からフルーツの名産地であり、自然豊かな瀬戸内海が育んだ海産物も有名だ。名所も豊富で、日本三名園のひとつに数えられる岡山後楽園やレトロな街並みが楽しめる倉敷美観地区が知られている。そのような穏やかな時が流れる岡山で1932年(昭和7年)から続く、時計から宝飾品、ライフスタイルグッズを扱う名店が「トミヤ」だ。地元から厚い信頼を寄せられており、市内のショッピングストリートである表町商店街にはテーマとコンセプトが異なる複数のショップを構えている。ブライトリングは、20代後半からの男性に相応しいブランドウオッチをセレクトしている「トミヤ メカミュージアム店」にて取り扱われている。スタッフの木村さんは、自身の経験からブライトリングに対してとりわけ熱い想いがある。


トミヤ メカミュージアム店のスタッフ、木村さん

 

(木村さん)「トミヤ全体では50社を超える時計ブランドを扱っており、ここトミヤ メカミュージアム店ではブライトリングのほか、パネライ、IWC、ゼニス、クストス、ロジェ・デュブイ、クロノスイスといった本格的な機械式時計をラインナップしている。その中でもブライトリングは長年にわたって扱っているブランドで、トップレベルの人気を誇っています」

 

トミヤは表町以外でも店舗を展開しており、駐車場完備の郊外店であるトミヤ 倉敷店でもブライトリングを販売。県を跨いだ広島市内では、ブライトリングと協力してブライトリング ブティック 広島を運営している。ゆえにブライトリングとは非常に繋がりが強いのだ。

「私個人の話となりますが、アパレルが好きで学生時代によく通っていたセレクトショップがあり、そこで初めてブライトリングの存在を知ることとなりました。その出会いの衝撃は今でも鮮明に覚えています。その後そのセレクトショップで働くこととなり、ブライトリングの接客も担当しましたし、欲しかった当時のクロノマットを手に入れることもできました。そして現在はトミヤ メカミュージアム店でブライトリングの販売を担当しています。とても運命的なものを感じています」

15年以上もブライトリングを見続け、同時にユーザーでもある木村さん。老舗トミヤには彼のように機械式時計を長年愛用しているスタッフが多く、その経験が生きた接客から、時計好きになる人も多い。

「現在のクロノマットは、1984年当時のスタイルを復活させたデザインが魅力となっています。ケースから特徴であるルーローブレスまで段差のない流線型のスタイルで、クロノグラフムーブメントとして完成された自社製造のキャリバー01を搭載しています。昨年は軽量で腐食に強いチタンバージョンが追加され、このモデルだけのアンスラサイト文字盤との組み合わせがスタイリッシュなクロノマットとして、大変好評です」

 

Recommend Watch① ブライトリング「クロノマット B01 42」


Ref.EB0134101M1E1 176万5500円

「アイコニックなルーローブレスまでオールチタン製の、重厚さとスタイリッシュさを兼ね備えたクロノグラフです。ステンレススチールモデルと並べて比較すると、こちらの方が外装の色のトーンが落ち着いて見えますが、ほとんど変わらない美しさであることに驚きます。そもそもチタンをここまで磨き上げる(メインがヘアライン加工で、部位によりポリッシュ加工の仕上げ)ことは難しく、ブライトリングの技術力の高さを証明しています」

スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング01)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)&ブレスレット、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径42mm、厚さ15.1mm。200m防水。

ブライトリングの新たな時代を築く3針マニュファクチュールムーブメントの誕生

木村さんがもうひとつ要注目モデルとして挙げたのが、ブライトリングが満を持して世に発表したトップタイムの3針モデルだ。高性能な新しい自社製造ムーブメントの搭載によるメリットはもちろん、デザイン面での新しさにも関心を寄せている。

「文字盤のデザインからも小振りでスリムなケースからも、クラシカルな雰囲気が感じられるコレクションが登場しました。お薦めしたいのがホワイト×スカイブルーが新鮮な文字盤のモデルで、オレンジの秒針がアクセントとなっています。装着感を高める短いテーパードラグや、日付表示の上部ガラス面にセットされた拡大鏡など、新採用のディテールも複数備えていることもポイントです」

 

Recommend Watch② ブライトリング「トップタイム B31」


Ref.AB3113281A1A1 86万9000円

「新しいマニュファクチュールキャリバーは、パワーリザーブが約78時間と余裕のある仕様で、リューズで日付を調整する際に禁止の時間帯がないなど、実用性を考慮したブライトリングらしい設計となっています。ローターとテンプの形がユニークなため、シースルーバックを見ることが楽しみになることでしょう。カラーはお薦めのホワイト×スカイブルー以外に、ブルー×ホワイト、グリーン×ブラックの色彩使いが豊かな全3色展開となっています」

スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング31)、毎時2万8800振動、約78時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフスキンレザーストラップ、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径38mm、厚さ10.3mm。10気圧防水。

最高の時計に出会っていただくための“おもてなし”のサービスを

「ブライトリングのような本格時計を購入される機会は、どなた様も頻繁にあるというわけではございません。何かしらのお祝いを記念して購入される方も多く、お客様にとって大切な思い出となるはずです。そのお手伝いをさせていただくのですから、トミヤでは最高の“おもてなし”をご用意することをスタッフ共通のモットーとしています。ブライトリングからはご紹介した2モデルのように、ブランド渾身の意欲作が登場しています。たくさんのコレクションを揃え、皆様のご来店をお待ちしております」

 

 

トミヤ メカミュージアム店「ブライトリング ノベルティ プレゼント」

■開催期間:本記事の公開後から1か月間(2025年6月7日まで)の予定
■開催店:トミヤ メカミュージアム店
■特典内容:上記期間中、「WATCHNAVI Salonの本記事を見た」とブライトリングコーナーの販売スタッフに伝えると、先着10名にブライトリング特製ノベルティを贈呈。どんなグッズかはもらってからのお楽しみ!!

※キャップはイメージ

 

〈トミヤ メカミュージアム店〉


住所:岡山県岡山市北区表町2-1-39
TEL:086-226-1038
営業時間:11:00~19:30
定休日:火曜

トミヤ メカミュージアム店公式サイトはコチラ>>>

 

※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/山口祐也(WATCHNAVI編集部) Photo/村上健太郎

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