至高のジュネーブウオッチが与えてくれること「カサブランカ」編(フランク ミュラー)――クロスリバー代表・越川慎司

伝統のなかに息づくジュネーブを拠点とする時計。愛用する人だからこそわかるその価値があります。マイクロソフトを退職後、現在は働き方改革の支援会社「クロスリバー」の代表を務める、越川慎司さんにお話を聞きました。

 

自己実現欲求を満たしてくれる重要なコミュニケーションツール

フランク ミュラー「カサブランカ」/限定モデルは黒文字盤に青針が特徴。前職の会社員時代はジェットセッターとして海外渡航も頻繁だったそうで、「GMTではないので、機内で時刻修正をする際には、大きなアラビア数字によるルミノバインデックスの視認性が大変役立ちましたね」と振り返る

愛用するフランク ミュラーのカサブランカは、誕生10周年記念の限定モデル。その希少性にも惹かれたそうですが、フランク ミュラーを選んだのは、とある尊敬する先輩の影響があったそうです。

「スイス時計でも、ロレックスやオメガといった、いわゆるスポーツウオッチと一線を画すハイエンドな雰囲気にも惹かれました。ユニークなトノウ型ケースは、ファッション性もあり、仕事柄、服装での個性の主張ができないぶん、腕元での自己表現ができたのもよかったですね」

そうした見た目の魅力と同時に別の魅力も感じているといいます。

「以前もいまも、お客さんとの関係構築のために、共通点を探すことが多いのですが、腕時計はその際たるもの。フランク ミュラーを着けている人は、仕事相手の役職者には結構多くて、やはり、似たような価値観を持っていることが多く、話もしやすかったです。実際そこからビジネスへ発展することもありました」

ハイエンドなジュネーブウオッチだからこそ生まれる連帯感を、越川さんはコミュニケーションツールとして活用しているのです。「自分のキャリアアップとともに、 記念として購入することが多く、自 己実現欲求を満たす小道具としても、腕時計は欠かせませんね」

越川慎司(こしかわ・しんじ)
マイクロソフト退職後、 働き方改革の支援会社クロスリバーを設立。 また、キャスターの執行役員としてオンライ ンアシスタントサービス「CASTER BIZ」 の提供により企業の時短を支援。著書は『新 しい働き方』『働きアリからの脱出』

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