スイス最古の時計ブランド【ブランパン(BLANCPAIN)】の魅力を有名店スタッフに尋ねる ―― 東京エリア/ISHIDA新宿編

1735年創業の【ブランパン(BLANCPAIN)】は、現存するスイス最古の時計ブランドとして知られている。2023年には代表的なコレクション「フィフティ ファゾムス」が誕生70周年を迎えるなど、今もっとも注目が集まるラグジュアリーメゾンだ。
手間と時間をかける製造方法から生産数が少ないこともあって日本におけるブランパン正規販売店は限られているが、一方で取扱店はその魅力を余すことなく熟知している。そのようなショップのひとつである東京・新宿のISHIDA新宿に、ブランパンの魅力を尋ねた。

「創造性豊かなブランパンの世界をご堪能いただきたいです」

(販売担当スタッフ)「現存する世界最古のウオッチブランドとして知られるブランパンは、機械式時計のみの製造にこだわり続け、コンプリケーションやメティエダールの名手としても知られています。これらの栄光の歴史が、現在のような特別なステータスに結びついているといえます。当店は2021年の増床リニューアルに伴ってブランパンコーナーを拡張し、ラインナップの充実化を図りました」

 

「かつて皇帝の愛用品にも選ばれたことがあるなど、ブランパンは古くから希少なうえ、極めて格式の高いブランドでした。近年は時計コレクターから一目置かれる存在で、ヴィンテージモデルの評価も上昇しています。そうした関係もあり、お問い合わせの数が年々増加している傾向にあります」

ISHIDA新宿で接客回数が多いブランパンの一本

「1950年代の空軍向けクロノグラフを現代に復活させたモデルです。こちらのオリジナルもヴィンテージウオッチ市場で注目度が上がっており、今回のリバイバルも話題になりました。ケース素材にグレード23の高品質チタンが使われており、クロノグラフにはフライバック機能が搭載されています。外観はレトロですが、最新の技術が投入されたハイスペックな点が魅力なのです」


ブランパン「エアコマンド」 Ref.AC03-12B40-63B 235万4000円

1950年代、ブランパンがアメリカ空軍へプロトタイプを納入したという伝説的な航空クロノグラフの復刻版。直径36.2mmの小振りなグレード23チタン製ケースに、垂直クラッチやコラムホイールといった高性能パーツが使われているフライバック機構付きクロノグラフムーブメント「キャリバーF188B」を搭載する。サンバースト仕上げのダイアルに、スネイル仕上げの2カウンターをレイアウト。セラミック製インサートにカウントダウンスケールを配した回転ベゼルを備える。

スペック:自動巻き(自社製Cal.F188B)、毎時2万1600振動、40時間パワーリザーブ。グレード23チタンケース(シースルーバック)、カーフスキンストラップ。直径36.2mm、厚さ11.5mm。3気圧防水。

 

<取材・撮影協力>
ISHIDA新宿


TEL:011-200-4300
住所:東京都新宿区新宿3-17-12
営業:平日 12:00~20:00/土日祝 11:00~20:00
定休日:不定休

https://ishida-watch.com/

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、休業日や営業時間の変更などを行っている可能性があります。
※スタッフは接客時、感染症予防のためマスクを着用しています。
※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。

Text/WATCHNAVI編集部

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