腕時計の基礎知識を初歩から解説するシリーズ。今回は時計に必須の7大グッズをご紹介します!
GOODS1:バネ棒はずし
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時計工具の名門、ベルジョン社製の最高級バネ棒はずし。軽量なアルミ製ブラックボディにスリットが入っているので、滑りにくく使い勝手が抜群。直径9㎜とやや太めだが、そのぶん手に馴染みやすいのでプロも愛用する
2つの先端部を時計のタイプによって使い分けて、バンド類を脱着する専用工具。これがないと安全に脱着作業ができないので、バンド交換などを考えている人には必需品です。またY字型先端部は、その種類も幅広型や先鋭型など多種多様。自分の時計とタイプが合っていないと作業が困難なので、適合したものを選択しましょう。先端部は替え先式の場合が多いので、購入時には異なるタイプの替え先各種を念のため揃えておくと安心です。
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GOODS2:ナイロンブラシ
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柄の部分が緩やかなカーブ形状を描き、毛先にも適度な弾力があるので、軽い力で汚れを除去。丈夫なナイロン製なので、汚れたらサッと水洗いできる手軽さも魅力だ。名工舎製
裏蓋やベゼル、ブレスなど、クロスの拭き掃除では手の届かないディテールケアに。特にブレスのコマの間やバックル裏など、これを使えばスミズミまでキレイにケアが可能です。
GOODS3:セーム革
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天然の鹿革にシリコン加工を施し、柔軟性や耐水性を増した特殊クロス。汚れたら中性洗剤などで手洗いすれば何度でも使えるので、コスパも抜群。ハープ社製
ケースやブレス、ガラスなど、時計のあらゆる部分の汚れ拭きとして使います。柔軟で滑らかなので、時計の表面に傷がつきにくいのも特徴。 時計に限らず、ジュエリーやメガネ、カメラなどのケアシーンにも便利です。
GOODS4:キズミ
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明りが入る小窓を側面に設けた、見やすいベルジョン製キズミ。倍率は3.3倍と4倍があるが、倍率が高いと視野が狭くなり目への負担も大きいので、初心者には3.3倍がおすすめ
プロは分解や調整時に使用するが、一般ユーザーはベゼルや裏蓋のサビのチェックなどディテール観察に役立ちます。裏スケから覗くムーブも、 細部までじっくりと堪能できることでしょう。
GOODS5:メタルクリーナー
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金属ブレス全体に、3~4回スプレー。数分待てば汚れがみるみる浮き上がり、キレイに洗い流してくれる簡単手軽な洗浄スプレー。写真は携帯に便利な容量25㎖のポケットサイズだが、大容量の250㎖(8640円)もある
クロスやブラシのケアでは、なかなか落としきれないのがブレスのコマ間に入り込んだ汚れ。1~2週間に一度これでケアしておけば、溜まった皮脂やチリなどもスッキリ除去できます。
GOODS6:革バンド 消臭スプレー
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革ベルトの肌に当たる内側部分の汚れをクロスで拭いた後、全体に数回吹きかけるだけ。後は自然乾燥させるだけの便利グッズ。ドイツのヘリ社製。容量30㎖
汗をかいた後の革ベルトの臭いは気 になるもの。それを未然に防いでくれるのが、この消臭スプレーです。週1~ 2回をメドに使用しておけば、革ベルトを清潔に保ち、快適に装着できます。
GOODS7:メタルクリーナー
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金属ブレス全体に、3~4回スプレー。数分待てば汚れがみるみる浮き上がる手軽な洗浄スプレー。携帯しやすい容量25㎖のポケットサイズと、大容量250㎖タイプ(8640円)もある
クロスやブラシのケアでは、なかなか落としきれないのがブレスのコマ間の汚れ。1~2週間に一度これでケアしておけば、皮脂などの頑固な汚れをスッキリ除去してくれます。
ケースやブレスにサビを発見したら
ケアをしている最中に、サビを発見したら要注意。薄いサビなら市販の研磨剤などを用いて自分で除去することも可能ですが、初心者には研磨作業は難しいことでしょう。特に、裏蓋に発生したサビは内部の機械にまで達している危険性があるので、見つけたら時計修理の専門工房へ速やかに相談しましょう!
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