夏の間のヨゴレ、放置してない? ケース&ブレスに潜むサビを今すぐ落とす、爽快セルフメンテ術

10/4に公開した「夏が終わった今こそやろう! 3ステップでできる愛機が長持ちする簡単セルフメンテ」の記事ではクロス・綿棒(爪楊枝)・ブラシを使った3ステップでできるセルフメンテ術をご紹介してきました。
今回は、ケースとブレスに潜むサビを落とすセルフメンテ術を大公開。特に今年は猛暑だったため、たくさん汗をかいたり、長時間太陽光に当たるシチュエーションも多かったことでしょう。そんな時に発生しやすいのがサビ。一度つくと拡大しやすいため、こまめにケアするのが得策です。
毎日身に着ける腕時計は、知らず知らずに日々の汚れがたまっていくもの。心当たりがある人は問題がないか、今すぐチェックしてみましょう!

まずはサビか汚れかをきちんと判別

サビにくい性質を持つステンレススチール素材といえども、汗や水気などを放置したままにするとサビが発生するので要注意。ケースではラグや裏蓋、リューズなどをこまめにチェックする必要があります。ブレスではコマやバックルの裏などにサビが出やすいので、まずはその位置と、どの程度の深さがあるのかを確認しましょう。また、一見サビに見えても実は汚れの堆積という例も多いので、その点も要確認です。

【ブレスに薄いサビがある】

ブレス

ブレスの場合は、薄いサビなら真鍮ブラシを使えばセルフケアも可能です。使い方は簡単で、歯を磨く程度の力でサビた部分を5~7回ほど軽く磨けばOK。この時、力を入れすぎるとキズが付く恐れもあるので慎重に、丁寧に動かしましょう。作業に不安がある場合はプロへ依頼すれば、1万5000円程度で専用機器によるサビ落とし研磨も実施してくれます。

↑真鍮製の毛先を細密に埋め込んだサビ落とし用ブラシは、SS製ブレス の薄いサビなら、サッと磨くだけ で簡単に除去することが可能。写真は「メイコー 真鍮ブラシKS23010」734円
↑真鍮製の毛先を細密に埋め込んだサビ落とし用ブラシは、SS製ブレスの薄いサビなら、サッと磨くだけで簡単に除去することが可能。写真は「メイコー 真鍮ブラシKS23010」734円

【ケースに薄いサビがある】

ケース

ケースの薄いサビなら、真鍮ブラシや研磨剤で自分で落とすことも可能。ですが、ケースの研磨は仕上げが難しく、サビがケース内部に侵入している危険性もあるのでプロへ依頼するのが鉄則。プロの修理では、専用のパフや研磨剤などを用いたり、ラグなど入り組んだ部分は手作業でブラシなどを用いて除去作業をするのが一般的です。

↑修理費用の目安としては約1万5000円~ケース研磨が行える。期間は約2、3週間が目安
↑費用の目安としては約1万5000円~ケース研磨が行える。期間は約2、3週間程度

深いサビの場合はすぐにお店へ

【ブレス】コマやコマをつなげるピンなどのサビは、部品単体の交換で済む場合も。(ブレスメーカーによって異なります)。部品交換ができない箇所のサビや、全体に深いサビが出ている場合はブレスレットごとの交換となります。価格は約1000円~+ブレス代実費が必要。期間は1日~約2週間ほどかかるでしょう。

【ケース】素材内部に浸透してしまうほど深いサビの場合は、残念ながら除去は不可能。研磨して落とそうとすると、ケースの形がいびつになってしまうので、ケース交換が必要になります。価格は約3000円~+ケース代実費。期間は約2~3週間程度です。

ブレスに比べ、ケースの実費代は意外に高額。無駄な出費を出さないためにも、デイリーケアを丁寧に行うようにして、普段から汚れやサビに注意するようにしましょう。

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第1回】

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