ドイツ・ザクセンの時計作りをいまに伝える高級ウオッチメゾンのA.ランゲ&ゾーネは、2018年の国際時計展(SIHH)でバリエーション豊かな新作を発表しました。中でも会場を沸かせたのは、2004年の「ダブルスプリット」に続く革新モデル「トリプルスプリット」でした。そのほかのモデルと合わせて、会場で発表された新作を取り上げます。
ウォルター・ランゲへのオマージュ
2017年1月17日に逝去したブランド復興の祖ウォルター・ランゲ氏に捧げられたストップジャンピングセコンドメカニズム搭載の一本。ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドと、限定1本のステンレススチールケースのモデルで展開される。ステンレススチールのモデルは、5月に開かれるオークションに出品されます。詳細はコチラ
1815 クロノグラフ
従来のジャンピングセコンド機構を踏襲したクロノグラフウオッチの新色。ホワイトゴールドとピンクゴールドのケースのそれぞれに、シルバーとブラックのダイアルで展開。ホワイトゴールド×シルバーダイアルの組み合わせは、ブティック限定となります。
サクソニア フラッハ
アベンチュリン様の煌めきを持つブルーダイアルが、薄型モデルのサクソニアに採用されました。
サクソニア ムーンフェイズ
ホワイトゴールドとピンクゴールドのケースで、ブラックとシルバーの文字盤を展開。ムーンフェイズディスクの図柄を変更し、その盤面には852個の星が散りばめられています。ムーンフェイズの表示は、122.6年で1日誤差という高精度仕様です。
サクソニア アウトサイズデイト
直径40mmのサクソニア ムーンフェイズに対し、アウトサイズデイトモデルは直径38.5mm。これに合わせて、アウトサイズデイトのサイズも微妙に変えています。ディスクの配色も、地を黒、数字を白に反転させることで、全体を美しくまとめあげた一本となっています。
リトル ランゲ1
前年にムーンフェイズで登場した小径モデルが、2018年はランゲ1として登場。美しいギヨシェダイアルは、ブラウンとグレー、そしてブティック限定のパープルの3色で展開されます。直径は36.8mm。
トリプルスプリット
A.ランゲ&ゾーネ、2018年のハイライト。2004年に発表されたダブルスプリットから進化した、12時間、30分、60秒の積算計測のすべてでスプリットタイムが記録できるようになりました。ムーブメントは、ゼロベースから約4年の歳月を経て完成したそう。ドイツが誇る世界最高峰ブランドの開発陣をして「アルティメット・クロノグラフ」と自負する、驚異のコンプリケーションウオッチです。100本限定。
A.ランゲ&ゾーネ https://www.alange-soehne.com/
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