人気の2大コンプリ機構を独創の技術で巧みに融合
1年に1回、3月1日だけ調整すれば、他の月は曜日や日付け、月を自動的に正しく表示する年次カレンダー機構(昼夜表示付き)を搭載。クロノグラフ機構には、計測時の微細な針飛びやズレを防ぐ垂直クラッチ+コラムホイール方式を採用。自動巻き。プラチナケース。
12時位置に曜日と月を並べ、6時位置でムーンフェイズと日付け表示を行う、1940~50年代製の同社ミュージアム所蔵品に着想を得て開発。文字盤側に各種カレンダー機構を配置した新作自社製キャリバー324 S Q搭載。自動巻き。18KWGケース。
通常はスケルトン針と重なって動いている時針が、〈+〉〈-〉ボタンを押すことで1時間単位で移動して現地時刻を表示。残ったスケルトン針が出発地の現在時刻を表示する「トラベルタイム」機能やクロノ機構を搭載したハイコンプリモデル。自動巻き。SSケース。
針とインデックス、スモールセコンドの位置など、すべてが計算し尽くされたドレス系の王道。クルー・ド・パリ装飾が施されたベゼルがクラシックな雰囲気に華を添える。ケース径36㎜。手巻き。YGケース。
【パテック・フィリップの新作ウオッチ2018】
創業180周年を前にして今年もスイス時計界の盟主は精力的に新作を発表。“初”ものも多く、ミニッツリピーターとワールドタイムの同時搭載、ノーチラス初の永久カレンダー、アクアノート初のクロノグラフ、そして生誕50周年を迎えたゴールデン・エリプスは、これまでにないアーティスティックな作品に仕上げた。
クロワゾネにワールドタイムミニッツリピーターが揃い踏み
ミニッツリピーターとワールドタイムを統合した同社初の複雑時計。12時位置で示されている現地時刻を音で知らせるのは世界初で、そのゴングは地板ではなくケースに直接取り付けているため響きが美しい。文字盤にはレマン湖畔のラヴォーの眺望がクロワゾネで描かれている。
1968年に誕生した名機の誕生50周年記念モデル。18KWGのダイアルには手彫金の渦巻き模様と黒七宝が施される。同じ装飾を施した18KWG製カフリンクスが特製BOXに同梱。
ノーチラス初の永久カレンダーにして、同社現行モデルの永久カレンダーで最薄を誇る。2016年発表のノーチラス誕生40周年記念モデルと同じブルー・ソレイユ文字盤も神々しい。
○PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
創業年=1839年
創業者=アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック、ジャン・アドリアン・フィリップ
創業地=スイス/ジュネーブ
現社長=ティエリー・スターン
問パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター 03-3255-8109
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