【腕時計ブランドの教科書 ボーム&メルシエ】群を抜いた技術力の高さを誇る名門ブランド(BAUME & MERCIE)

2018/12/17 12:00
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時計界に新風を吹き込む先進的な技術力が魅力

1830年にボーム兄弟会社として創業。1892年にキュー天文台精度コンクールで史上最高得点をマークするなど、群を抜いた技術力の高さを誇る名門ブランド。1920年、創業家の3代目ウィリアム・ボームと美術品愛好家で実業家のポール・メルシエがパートナーを組み、現在の社名に変更。以来、確かな品質と、独創的な意匠で名声を得てきた。

現社名の由来となった創業家3 代目ウィリアム・ボーム(右)と実業家ポール・メルシエ(左)
ジュウ渓谷のラ・ショー・ド・フォンにほど近いレ・ボワ村にボーム家が移住してきたころの一枚
1892年キュー天文台が主催するコンクールでは、トゥールビヨン付きクロノメーターが当時の最高記録をマーク

1973年には12角形ベゼルが特徴的な「リビエラ」、1994年には角型時計ブームの先駆けとなった「ハンプトン」、1998年にはスポーツクロノ「ケープランド」、2013年にはクラシカルな「クリフトン」などを発表。

いずれも20〜30 万円台を中心とした価格設定ながらクラス感があるのが特徴。その魅力は現行版にも受け継がれている。

 

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