【G-SHOCK パーフェクトバイブル】最新カルチャーと融合して、G-SHOCKの勢いが世界へ拡大(2010年代)

2018/9/11 12:00
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偉大なるレガシーの継続と次世代スタンダードの育成

2012年に製品化されたスマホリンクをはじめ、その後も構造、機能、素材など、あらゆる面でカシオ技術陣の挑戦は続いた。2017年にはG-SHOCK出荷1億個を突破し、1983年から続く「偉大なるレガシー」の存在感をあらためて発揮。その一方で、次世代のスタンダードと目されるG-STEELラインが充実するなど、35周年の〝先〟も期待させる。

今後、どう進化しようと、初代モデルの〝オールマイティ・タフ〟という基本コンセプトは継承されるはずだ。それが1983年に時計界に革命を起こした、G-SHOCKのアイデンティティなのだ。

GW-M5610-1JF(2012年発売)/初代G-SHOCKのデザインを継承するスクエアフェイスの5600シリーズが、ついにマルチバンド6を搭載して登場。タフネスをコンセプトに飽くなき進化を続けた最新型である。まさにG-SHOCKの偉大なレガシーだ

スマートフォンの音楽もG-SHOCKでコントロール

2012年、近距離無線技術BluetoothV4.0に対応したG-SHOCKが登場。翌年には時計とスマホをつないで双方向操作を可能にする新たな通信機能の搭載により、ミュージックコントロールや時間設定など、ユーザビリティがバージョンアップ。電話着信やメール受信を時計が知らせる機能の他、携帯電話検索、リンク切れ警告、自動時刻修正など最先端技術を駆使した多彩な機能を継承している。

GB-5600B-1JF(2013年発売)/1983年に誕生した初代モデルのスクエアデザインを継承する5600シリーズが、BluetoothⓇ V4.0に対応し、スマホと連携することで、次世代機能を獲得した。時計のガラス面をダブルタップするとアラームやタイマーの報知を停止できる

 

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