独立独歩の道を疾走する〝時計のF1〞
リシャール・ミルは、有名企業のアドバイザーやCEOを経たリシャール・ミルが、自らの理想とする時計を開発するために2001年に立ち上げたブランド。「時計のF1」をコンセプトに、車体に使用される先進的な素材や構造を駆使した斬新モデルを次々と発表してきた。スポンサーも務めたF1ドライバーのフェリペ・マッサや、プロゴルファーのバッバ・ワトソンらとの個性的なコラボモデルなども精力的に発表している。
2010年には、それまで単独開催だった新作発表の場をSIHH会場へと移行したが、経営体制は引き続き独立を維持している。時計開発も引き続き独自性を貫き、機構と素材を用いた刺激的な製品を開発し続けている。