日本を拠点に時計作りを行う新星【ゼロ（ZEROO TIME）】が、上質感溢れる中3針モデルを発表した。驚くべきはその価格。業界水準を覆す勢いを持った注目ブランドの魅力に迫る。
次なる時代を担う注目株は先物買い必至！
2017年に日本で誕生した新進気鋭のウオッチブランド「ゼロ」。このブランドが目指すのは、“ゼロから時計を再定義する”ことである。
これを表す最新作「ゼロ M3 ザ・リラ」の細部を見ていこう。仕上げ分けされた316Lステンレススチールの外装は、ブレスレットにテーパーがかかったケース一体型を採用。昨今ブームとなっている“ラグジュアリースポーツウォッチ”にも通じる造形は、それだけで飛びつく人もいるだろう。実際、スイス製自動巻きキャリバーを搭載しながら厚みを10mmアンダーに抑え、5気圧防水を確保する。バリエーションは“クラシック”が全6型、“スケルトン”が全3型をラインナップ。さて、ここまで時計の情報を把握したうえで価格に注目いただきたい。“スケルトン”で約25万円、“クラシック”はなんと20万円以下なのだ。
↑自動巻きであることを感じさせないスリムなケース。その厚みはわずか9.7mmで、スケルトンとクラシック共通だ
時計業界を俯瞰すれば、ゼロはまだ極めて歴史の浅いブランドである。だが、普段使い想定のトゥールビヨンを筆頭に、現実的に手の届く“価格以上の価値”が感じられる時計を世に送り出し、着実に注目を集めている。聞けば、その姿勢に共感してリピート買いするファンも増えているそうだ。
高級時計界で価格改定が相次ぐなか、次の時代を担うのはゼロのような気概を持ったブランドに違いない。実物を前にすれば、それが言い過ぎではないことがきっと理解できるだろう。
新時代を予感させるハイコスパ界の新星――「ゼロ M3 ザ・リラ」コレクション
サイドに“耳”のついたケースにラウンドベゼル、やや八角形に寄せたガラスと文字盤という組み合わせが個性的。デイト付きの3針とスケルトン仕様は、それぞれに複数の選択肢を用意。ベゼルのヘアラインや外装の面取りなどの鏡面仕上げが、時計に上質なメリハリをもたらす。
「ゼロ M3 ザ・リラ クラシック メカニカル オートマティック」 Ref.ZM003CSBL 19万8000円／自動巻き（Cal.ZM02-C for CLASSIC）、毎時2万8800振動、40時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット。直径41mm、厚さ9.7mm。
「ゼロ M3 ザ・リラ スケルトン メカニカル オートマティック」 Ref.ZM003SSBK 25万3000円／自動巻き（Cal.ZM02 for SKELETON）、毎時2万8800振動、40時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット。直径41mm、厚さ9.7mm。
国内だけでなく海外でも展開【ゼロ（ZEROO）】正規取り扱い店
＜東京＞阪急メンズ東京 FORTUNE TIME
＜大阪＞阪急メンズ大阪 THE TIME HOUSE
＜愛知＞Time boxイオンモール岡崎店
＜栃木＞タケカワ本店
＜石川＞WING イオンモール白山店/ WING 金沢店
＜富山＞WING 富山店
＜新潟＞STATUS DESIGN THE FIRST
＜岡山＞トミヤ クロノファクトリー 表町店
＜香川＞EYE-EYE-ISUZU G-Time店/EYE-EYE-ISUZU本店
＜福岡＞THE CAPITAL WATCHES
＜USA＞KING JEWELERS
＜台湾＞Grand Times International Limited
＜香港＞ZEROO TIME HONGKONG Co.
＜インドネシア＞Budz Watch Gallery
問い合わせ先：ゼロタイム TEL.050-3656-4608 https://zerootime.com/ 価格は記事公開時点の税込価格です。
構成・文／水藤大輔（本誌） 撮影／山口雅則
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