「コンテンポラリーコレクション」と名前も新たに登場した薄型ウオッチ
時を同じくして、これらと異なる新型ムーブメントを搭載したモデルも発表されました。新ムーブメント「46系F7-50」もまたパワーリザーブ時間が50時間に延長されたほか、組み立て構造を変更。裏蓋側から文字盤側へムーブメントを組み上げていくことで、裏蓋の面積を絞り込む設計を実現しました。
この構造によってケースがすり鉢状に設計でき、文字盤の面積を確保しつつ裏蓋の主張が弱まり、視覚的にスリムな腕時計に仕上がるのです。
このこだわりの外装は、熟練職人が手がける「ザラツ研磨」が施されることでエッジの効いた美しいデザインに仕上げられています。
搭載モデルは「スリムスケルトン」と「スリムデイト」の2型で6月19日発売。ちなみに、今作の発表に合わせ、従来展開されていた「スタンダードシリーズ」は「コンテンポラリーコレクション」に名称が変更されました。
正直なところ、この価格帯で信頼の置ける高級機械式時計を購入するのはかなり難しいですが、オリエントスターなら間違いのない選択といえるでしょう。さらに、今回のようなスペックアップした新作なら、なおさら一本持っておきたいところです。