【チューダー】がインテル・マイアミCFの公式タイムキーパーに ピンク文字盤の新作腕時計も登場

1926年にスイスで創業した【チューダー(TUDOR)】が、アメリカのフットボールクラブ、インテル・マイアミCFの公式タイムキーパーに就任した。大胆な精神から生まれた同クラブは、わずか5シーズン目にして、スポーツ界で最も勢いのあるチームの一つとして目が離せない存在となっている。

鮮やかなピンクが目を引くユニフォーム

チューダーは「Born To Dare(挑戦者の精神)」の哲学を掲げ、ブランドアンバサダーであり、インテル・マイアミの共同オーナーであるデイヴィッド・ベッカム氏が、マネージングオーナーのホルヘ・マス氏、そしてもう一人の共同オーナーのホセ・マス氏とともに、他には無いフットボールクラブをつくるという大胆かつ先見性に富んだ道を歩み続けている。「Freedom to Dream(夢を思いのままに)」を理念として掲げ、現在は世界最高の選手たちが集まるチームにまで成長した。インテル・マイアミCFのチームカラーは、南フロリダの活気に満ちた魂を反映したピンク色だ。クラブとファンに共通する大胆なスピリットを体現するカラーでもあり、チューダーのブランド理念「Born To Dare」とも共鳴している。

インテル・マイアミCFの公式タイムキーパーに

チューダーが公式タイムキーパーとなったことで、インテル・マイアミのチェイス・スタジアムの至るところで、チューダーの盾のモチーフを見ることができる。クラブが誕生するずっと前からデイヴィッド・ベッカム氏と手を取り合ってきたチューダーは、実は何年も前にダイアルにインテル・マイアミCFの紋章が入った特別な時計を贈っている。以来デイヴィッドは毎試合その時計を身に着けており、チューダーはインテル・マイアミCFの誕生と共に歩んできたともいえるのだ。

ピンク文字盤が存在感を放つ少量生産の新作

 

チューダーアンバサダーの勇猛果敢な精神から生まれたブラックベイ クロノに、ピンク文字盤というこれまでにない斬新なカラーが登場。型にとらわれないチューダーらしい新作、「ブラックベイ クロノ ピンク」の価格は、79万2000円(税込)で少数生産となる。

イタリアで行われるサイクルロードレース、ジロ・デ・イタリアのリーダーがピンクジャージを着ることや、デイヴィッド・ベッカムはインテル・マイアミCFのチームのデザインにひときわ目立つピンクを採用している。さらに歌手で俳優のジェイ・チョウはピンクを身に着け、それが彼のトレードマークになった。このようにチューダーのアンバサダーたちは意図してピンクを着用していることから、今回のピンク文字盤も唐突に生まれたものではないことが伺える。

ブラックベイの美学に忠実なブラックベイ クロノは、1969年以来チューダーのダイバーズウオッチのアイコンともいえる「スノーフレーク」針を採用し、ブラックのサブダイアルにドーム型のピンクダイアルを備える。初期のチューダー クロノグラフに着想を得て、3時位置に45分カウンターと6時位置にカレンダー、プッシャーがデザインされている。ブラックアルマイト加工にタキメーター表示を刻印したベゼルが、スポーティな外観を演出し、クロノグラフであることを示している。

装着されるステンレススチール製5列リンクブレスレットは、チューダー独自の“T-fit”アジャスティングシステム付きクラスプにより、工具不要で簡単に8mmの長さを5段階で調節することができるようになっている。バックルにはセラミックのボールベアリングが使われており、操作がスムーズで確実に留めることができる。

搭載される自社製クロノグラフキャリバー MT5813は、モノブロックのタングステン製ローターが特徴で、細部にサンドブラストを伴うサテン仕上げ、ブリッジとメインプレートはサンドブラスト表面とレーザー装飾が交互に施されている。約70時間のパワーリザーブと耐磁性シリコンバランススプリングを採用し、COSC認定を取得。COSC認定ではケーシングされていない状態のムーブメントで日差の平均を-4秒から+6秒の間で許容しているが、チューダーは腕時計として組みあげた状態で日差-2、+4秒という、COSCより高い基準を実現した。

チューダー「ブラックベイ クロノ ピンク」 Ref.79360N-0019 79万6000円/自動巻き(Cal.MT5813)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。ドーム型サファイアクリスタル風防。直径41mm。20気圧防水。

 

問い合わせ先:日本ロレックス / チューダー TEL.0120-929-570 https://www.tudorwatch.com/ja ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/平野翔太(WN編集部)

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