カトレックスで知る「ニューオールド」という価値

古きを温めて新しきを知る、その〝古き〞を知り尽くすのが、懐中時計のスペシャリスト「カトレックス」。〝古典とモダン〞の融合から、新たな価値を創造するブランドです。

 

オールドムーブと古典的意匠をモダンに料理する

19世紀初頭、スイスのジュラ州レ・ブルルーで懐中時計の製造を始めて以来、カトレックスは現在まで150年以上、6代にわたって一族経営を続ける稀有な時計ブランドです。

創業者ジョルジュ・イグナス・カッティン(右下)。1858年に息子が前身のカッティン社を設立。当時の懐中時計(左下)と社屋(上)

その高品質と低価格が評判を呼んで、スイスの鉄道会社が導入したほど。腕時計の時代になっても、あえて懐中時計に特化することで生き残り、その製造技術や古典的意匠を現代に継承しています。

そのカトレックスが腕時計もわずかに製造していたのが、1960年代〜1970年代。そして2010年代、いよいよ本格的に腕時計市場に参入しました。

新作のシー・ヴィンテージⅡを手に取れば、腕時計作りへこだわりがよくわかるはず。かつてスイスを代表するムーブメント専業メーカーだったア・シールド社の傑作自動巻きキャリバーAS2063を、手間をかけてリファンし、品格漂う3針モデルに仕上げています。
一方の新作クロノ・クラシックは、タキ&テレメーターを描いた文字盤や大型リューズ等、懐中時計の時代から続く古典的意匠が見て取れます。

まさに、ニューオールド。カトレックスは古典とモダンを融合して、新たな価値を生み出すブランドなのです。

 

時計愛好家の熱い視線を集めるア・シールドのオールドムーブ搭載

「シー・ヴィンテージ Ⅱ」36万1800円/Ref.8162-6

かつて高級キャリバー専業として高く評価されていたア・シールド社が1960年代に製造した傑作Cal.A2063を、丁寧にリファインして搭載した世界158本限定モデル。
1960年~70年代のカトレックス製ウオッチから着想を得た端正な3針デザインは、タイムレスな魅力にあふれています。

 

懐中時計メーカーのこだわりを感じさせる完璧な仕上げと装飾

1896年に創業したスイスのア・シールド社は、多くのムーブメント会社が現在のETA社に収斂する際の中核的存在でした。手間をかけて装飾を施した希少なオールドムーブを、シースルーバックから観賞できます。

コッパーのほか、ダークグレー、シルバーがラインナップ。ダイアル外周部分を斜めにシェープし、ローマ数字&バーのアプライドインデックスとドルフィン針を採用してヴィンテージ感を高めた

 

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