全国有力正規店からのアンケートをもとに、実際の“売り”に直結するだろうとプロが認めた人気時計のリアルな実態を探る本企画。後編では、増加傾向にあるという「高価格帯」「小ぶりなサイズ感」のウオッチをあげたショップの声を取り上げていきます。
パティック フィリップ 「ノーチラス5740」
1400万7600円
1976年、スポーツエレガンスを象徴するモデルとして登場したパティック フィリップ。ヒンジ部にカーブが設けられ、よりしなやかになったブレスレットに注目です。モダンな自動巻ムーブメントを搭載したクロノグラフも健在。
【時計店のコメント】
「ブレスレットタイプというだけで人気が集中する一本。永久カレンダーの新作も人気がでそうです！」（大丸福岡天神店／瀬戸和樹さん）
「高価格帯の動きが非常に良いのも最近の傾向。この流れだと、パティック フィリップの新作ノーチラスは、反響が大きいでしょう」
（トミヤ/山田恭裕さん）
パネライ 「ルミノール ベース ロゴ 3デイズ アッチャイオ -44m」
55万800円
ルミノールらしいモダンなデザインが魅力のロックレバー式リューズプロテクターが付いています。搭載するムーブメントは、パネライ自社製のP.9010キャリバー。
【時計店のコメント】
「ウェブサイトを見た遠方の方からのお問い合わせが増えています。パネライの新型ルミノール ベースは性能も価格も魅力的な一本」（オオミヤ/出水伸幸さん）