A.ランゲ&ゾーネからオニキスダイアルで祝う限定「ランゲ1」& ピアジェからアンディ・ウォーホルの愛用時計の現代版が登場

2024年末に発表された新作時計から注目モデルをピックアップして紹介。ドイツの老舗時計ブランド【A.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE & SÖHNE)】からは、フラッグシップコレクションであるランゲ1の誕生30周年を祝うアニバーサリーモデル。時計とジュエリーで名を馳せるスイスの【ピアジェ(PIAGET)】からは、愛用者だったアンディ・ウォーホルを称えるシグネチャーモデルを解説する。

 

特別感たっぷりなのにファーストランゲに最適!?

A.ランゲ&ゾーネは、今や世界最高峰の腕時計ブランドだ。それを支えた重要なモデルが、ずばり「ランゲ1」。その成り立ちは、1989年にベルリンの壁が崩壊である。これを機に、創業者一族のウォルター・ランゲが、ギュンター・ブリュームラインとともにブランドの復興プロジェクトを始動。1994年10月24日、ドレスデン王宮にて新生コレクションを発表した。「ランゲ1」はその中のひとつであり、以来、基本スタイルを変えることなくロングセラーを続けている。

30周年記念限定モデルも、象徴的なアウトサイズデイトを持つオフセンターレイアウトを踏襲。これにシリーズ初のブラックオニキスを合わせ、新たな魅力を披露した。本機は、ブルーのダイアルとともに各300本限定の大盤振る舞い。この特別なモデルで“ランゲデビュー”を飾ってみてはいかがだろう。


A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1」 Ref.191.062 価格問い合わせ

ザクセン宮廷時計師からの流れを汲む傑作にしてブランド復興の象徴、「ランゲ1」誕生30周年記念モデルの1本。ブラックオニキス製のダイアルが、これまでにない艶やかな表情を見せるブラックオニキスダイアルを備えたプラチナ製とブルーダイアルを備えたピンクゴールド製の「ランゲ1」を世界限定300本でリリース。さらに同仕様の「リトル・ランゲ1」も世界限定150本で発売。

スペック:手巻き(自社製Cal.L121.1)、毎時2万1600振動、72時間パワーリザーブ。プラチナ950ケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径38.5mm、厚さ10mm。3気圧防水。世界限定300本(完売)。

 

問い合わせ先:A.ランゲ&ゾーネ TEL.0120-23-1845 https://www.alange-soehne.com/ja/

 

個性溢れる直径45mmのレジェンダリーウオッチ

アンディ・ウォーホルはかねてからピアジェを愛用し、メゾン主催の交流の場“ピアジェ ソサエティ”の主要メンバーでもあったという。そんな彼が着用していた、最も著名なピアジェウオッチが、かつて「ブラックタイ」と呼ばれた45mm径のクッションウオッチである。

それから50年上を経た今、ピアジェは創業150周年の節目を記念してアンディ・ウォーホル美術財団と正式なライセンス契約に基づき、ベゼルのクル・ド・パリが特別な雰囲気を盛り上げる新世代の「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表。メゾンの時計らしいストーンダイアルは素材にメテオライトが採用された。今後、このモデルは最大10種類のオーナメンタルストーンほか、多くのオプションを揃えたカスタマイズプログラムも予定されているという。今後の動向にも要注目だ。


ピアジェ「アンディ・ウォーホル ウォッチ」 Ref.G0A49238 994万4000円

1972年にBeta21スイスクオーツ搭載機として登場し、アンディ・ウォーホルに見初められた伝説の一本が復活。文字盤にブルーメテオライトを採用し、ベゼルにはクル・ド・パリ装飾を施す。

スペック:自動巻き(自社製Cal.501P1)、毎時2万8800振動、40時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース、レザーストラップ、サファイアクリスタル風防。縦43×横45mm、厚さ8.08mm。3気圧防水。

 

問い合わせ先:ピアジェ コンタクトセンター TEL.0120-73-1874 https://www.piaget.com/jp-ja

 

※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

◎本記事は『ウオッチナビ 2024 Winter Vol.96』より抜粋・編集しています。

Text/WATCHNAVI編集部

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