薄型コレクション初となる永久カレンダー搭載「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー」

ピアジェ(PIAGET)】がラグジュアリースポーツのベストセラー「ピアジェ ポロ」の最新作を発表した。シリーズ初の永久カレンダーを搭載する新作「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー」は2023年9月発売予定で、現時点での販売価格は未定。

© Piaget 2023

世界三大複雑機構のひとつを「ピアジェ ポロ」に初搭載

「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー」は、ラグジュアリースポーツウオッチとして高い人気を集める「ピアジェ ポロ」コレクションの最新モデルとなる。スイスのジュネーブにて2023年3月27日から4月2日にかけて開催される腕時計の見本市、「Watches and Wonders Geneva 2023」でのお披露目に先駆けて、情報解禁となった。

本機の見所は、コレクション史上初の永久カレンダーの搭載である。長期にわたって日付の修正を不要とする高度な技術の永久カレンダーは、ミニッツリピーター、トゥールビヨンと並ぶ世界三大複雑機構のひとつとして数えられている。月末日や閏年を正しく判別しながら、美麗なグリーン文字盤に配されたインダイアルに曜日(9時位置)、日(3時位置)、月と閏年(12時位置/内側に4年周期の閏年表示)を、そして6時位置の小窓でムーンフェイズを正確に表示する。

 

© Piaget 2023

薄型ムーブメントの「キャリバー1255P」を搭載

ケースの厚さはわずか8.65mmのスリムさで、ムーブメントも超薄型の「キャリバー1255P」を採用している。ピアジェは創業当初より薄型ウオッチの部品開発と製造に注力し、1960年に発表したピアジェ自社製造の自動巻きキャリバー12Pは、当時の世界最薄を実現した。そのDNAを受け継ぎ、2010年に開発された薄型ムーブメント「キャリバー1200P」の発展型が新開発の「キャリバー1255P」である。同ムーブメントは“薄さ”に関する技術に精通するピアジェの結晶といえ、あらゆるパーツを徹底的にスリム化することによって4mm厚を実現。同時に、ムーンフェイズ表示付きの永久カレンダーという超絶的なメカニズムを備えている。

 

© Piaget 2023

宝石のように美しいダークエメラルドグリーン文字盤

デザイン面の完成度も極めて高い。流行を捉えたダークエメラルドグリーンの文字盤は、1979年以来、「ピアジェ ポロ」のシグネチャーとなっているゴドロン装飾を施し、宝石のように深く澄んだ輝きを放って本機に個性をもたらしている。さらにインダイアルをサンレイ仕上げとした細部まで徹底した作りを特徴としている。

また、インデックスと時分針にスーパールミノバ夜光を塗布して暗闇での視認性を確保しており、ステンレススチール製のブレスレットに最新のシングルタッチシステムを搭載。ストラップの交換システムも備えており、付属するラバーストラップとの付け替えを楽しめるなど、実用性も装着性も突出したものがある。

 

© Piaget 2023

 

「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー」は2023年9月のリリース予定。現時点でのプライスは未定だが、本機と同じステンレススチールのケース&ブレスレットで、スケルトン文字盤と薄型ムーブメントを搭載する「ピアジェ ポロ スケルトン」が391万6000円(2023年2月上旬時点)であることから、限られたブランドしか製造できない永久カレンダーを搭載する本機はこの価格を大きく上回る設定となりそうだ。

 

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「ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー」 価格未定/自動巻き(自社製Cal.1255P)、毎時2万1600振動、約42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm、厚さ8.65mm。3気圧防水。2023年9月発売予定。

 

問い合わせ先:ピアジェ コンタクトセンター TEL.0120-73-1874 https://www.piaget.com/jp-ja

Text/三宅裕丈

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