【ボール ウォッチ】暗闇で光る“蛇”を天然石マラカイト文字盤に描いた2025年を祝うスペシャルウオッチが登場

1891年創業の老舗ウオッチブランド【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】から最新コレクションが登場。2025年の干支となる巳(蛇)をデザインテーマとし、マラカイト(孔雀石)製の文字盤を用いた「エンジニア Ⅲ インヴィゴレーティング サーペント」が発売する。価格は33万円(税込)。

蛇を文字盤デザインへ大胆に落とし込んだ特別モデル

 

2025年の干支である巳(蛇)は、再生と豊穣、財力と生命力の象徴であり、古来より神の使いとして崇められ続けた存在だ。また、脱皮を繰り返すことから、「復活」と「再生」を想起させる縁起の良い生き物とされている。今回、ボールウオッチは、この蛇を文字盤デザインへ大胆に落とし込んだ「エンジニア Ⅲ インヴィゴレーティング サーペント」を発表した。本機は実用性に優れる「エンジニア Ⅲ マーベライト クロノメーター」をベースモデルとし、銅の二次鉱物となり、単斜晶系の鉱物のマラカイト(孔雀石)で作られた文字盤を採用。マラカイトは、銅が酸化して緑青(ろくしょう)という錆を生成する自然現象から生まれるグリーンの帯模様が特徴で、ひとつとして同じ模様が存在しない。古代エジプトでは、マラカイトの粉末をクレオパトラがアイシャドーとして使用していたという説もあり、現在ではパワーストーンとしても人気が高い。

暗所で“蛇”が光るユニークなギミックにも注目

このマラカイトを用いた文字盤で存在感を放つのが、6時位置にダイナミックな草書体で描かれた漢字の“蛇”の文字だ。文字色の白と文字盤のグリーンとのコントラストも美しく、さらにこの文字には夜光塗料が塗布されており、暗所に入ると“蛇”が浮かび上がるユニークなギミックも見どころのひとつ。夜光塗料はバーインデックスや文字盤外周の分目盛りにも施し、視認性もきっちり考慮されている。また、裏蓋にはエンボス加工で杖に二匹の蛇が巻きつき、上部に翼がついた杖の図が施されているが、これはギリシャ神話に登場する争いを治め平和をもたらすシンボルとされる杖、カドゥケウスを表現したものだ。

耐衝撃性、耐磁性など日常生活に十分なスペック

スーパーステンレススチールと呼ばれる904L製の40mm径ケースには、同素材の3連ブレスレットをセット。時計の心臓部には38時間のパワーリザーブ、毎時2万8800振動を誇る自動巻きムーブメント、キャリバー RR1103を搭載する。国際標準化機構のISO1413に基づく耐衝撃時計の試験をクリアした5000Gsの耐衝撃性をはじめ、ミューメタル製インナーケースがもたらす80000A/m(1000ガウス)の耐磁性、拡大レンズ付きのカレンダー表示、ネジ込み式のリューズとケースバックによる100m防水など機能性も十分。また、10年以上にわたって自発光するブランド独自の夜光システム、マイクロ・ガスライトを針、文字盤などに計14個をセット。いかなる状況においてもスムーズな時刻の読み取りを可能としている。

2025年の幕開けを飾るに相応しいタイムピース

珍しいマラカイト文字盤を採用し、ユニークなデザイン性と優れた機能性を備えた「エンジニア Ⅲ インヴィゴレーティング サーペント」。ちなみに、モデル名に含まれる“インヴィゴレーティングサーペント”は「元気を与える蛇」という意味となり、2025年の幕開けを飾るに相応しい一本といえそうだ。

ボール ウォッチ「エンジニア Ⅲ インヴィゴレーティング サーペント」 Ref.NM9026C-S47J-MAL 33万円/自動巻き(Cal.RR1103)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。904Lステンレススチールケース&ブレスレット。サファイアクリスタル風防(反射防止処理済み)。直径40mm、厚さ13.2mm。10気圧防水。

 

問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL:03-3221-7807 https://www.ballwatch.co.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/三宅裕丈

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