パネライの代表作「ルミノール」は、じっくり見るごとに面白さが増す傑作。
実用性がある日付表示付きのもの、初期モデルの雰囲気を楽しむことができる「3」の数字付きのもの、サンドイッチダイヤルの有無など、ディテールに数多くの違いがあります。
今回は、パネリスティ(=世界中のパネライ愛好者)が注目するポイントを基に「パネライ ルミノール」を徹底チェック!その見極め方を解説していきます。
<基本モデル>
まずは、基本の2型「LUMINOR」と「LUMINOR1950」をご紹介します。
LUMINOR「ルミノール ベース 8デイズ チタニオ – 44mm」
クッションケース4隅のエッジを立たせた設計が最大の特徴。
8日間パワーリザーブを誇る自社製Cal.P.5000を搭載しており、シースルー仕様のスクリューバックでキャリバーの動きを確認できます。
LUMINOR「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック – 44mm」
初期モデルの製造年にちなみ「1950」を製品名につけたルミノール。品番に1000が足された新世代仕様で、青い小秒針を備えています。
パネライを象徴するリューズプロテクター付きで、商標登録を表すREG T.M.の刻印も特徴的。サンドイッチ文字盤にはベージュカラーの夜光塗料を採用し、クラシック感溢れる雰囲気に仕上がっています。
<見分け方>
続いては、「LUMINOR」(画像上)と「LUMINOR1950」(画像下)をパーツごとに比較し、チェックしていきます。ディテールが変わると雰囲気にも大きな違いが出るので注目です。
続いて中編では、サンドイッチダイアル・日付表示の有無を中心に「ルミノール」の見分け方をご紹介します!