パネライの代表作「ルミノール」はじっくり見るごとに面白さが増す傑作。
「LUMINOR」と「LUMINOR 1950」を徹底比較した前編に引き続き、中編・後編では製品を3針のみに絞り、サンドイッチダイアルを有しているか、日付付きか否かで住み分けを行います。
文字盤や針、インデックス、ケース素材に至るまで、組み合わせが多岐にわたるので是非違いを吟味してみてくださいね。
今回は、サンドイッチダイアルを有したモデルを中心にご紹介します。
<サンドイッチダイアル・日付表示有モデル >
「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ – 44mm」
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89万6400円
Cal.P.9010搭載
自社製・自動巻きムーブメント「P.9010」を新たに搭載した本機。
ムーブメントを従来よりも薄く仕上げ、ケース厚を15.6mmに抑えました。
「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ – 44mm」と同様、9時位置のスモールセコンド針にはブルーを採用。視認性の向上を図っています。
「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック チタニオ –44mm」
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96万1200円
Cal.P.9010搭載
3日間(72時間)のロングパワーリザーブを誇るひと品。パネライ特許のリューズプロテクターとサファイア・スクリューバックにより、300m防水が確保されています。
軽量かつ耐傷性に優れたチタン素材はそのままに、文字盤はブラウンカラーに変更。よりヴィンテージ感がアップしました。
「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ –42mm」
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97万2000円
Cal.P.9010搭載
本機最大の特徴であるメタルブレスレットは、1999年に登場した初代ブレスレットと同様、パネライのリューズプロテクターから着想を得たダブルリンクを採用。
ポリッシュ(鏡面)とサテン(艶消し)仕上げのパーツを交互に組み合わせており、高級感があります。ケースと同様薄型になり、装着感も抜群。
メタルブレスレット単品での購入も可能。「ルミノール 1950」のケースかつキャリバーP.9010を搭載している全モデルに付け替えができます。
テンプは2点支持のブリッジで固定され、より安定感が向上しました。
<サンドイッチダイアル・日付表示無モデル >
「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ – 47mm」
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113万4000円
Cal.P.3001搭載
風防の素材がサファイヤクリスタルになり、実用性がアップ。より日常使いがしやすい設計になりました。自社製ムーブメント「P.3001」を搭載。
リューズを引き出すと秒針が瞬時に0に回帰するゼロリセット機能つきで時刻合わせも容易。日付表示を廃した代わりに「3」数字がつき、初期モデルの雰囲気を楽しめます。
続いて後編では、サンドイッチダイアルを廃し、よりモダンな雰囲気になったルミノールをご紹介します!