当初から新技術で時計の発展に貢献してきた「オメガ」。偉大な伝説や逸話も多く、1970年の深海探査ヤヌス計画ではシーマスターが、1969年の人類初の月面着陸ではNASA唯一の制式採用時計・スピードマスターが使用された。
高性能なマスタークロノメーター化を強力に推進
バーゼルで発表した111型のうち、マスター クロノメーターは83型、主役はシーマスターだ。特に基幹ラインのシーマスター ダイバー 300mは25周年を迎え、ついにマスター クロノメーターへと進化。42㎜サイズに一本化され、ブレスに延長機能が付いた。同じくシーマスターでは、1948年の復刻版に注目。昨年のような3Dスキャンを使わず、丹念に意匠を再現し、生誕70周年を盛大に祝った。オメガは今年の新作も強力だ。
「シーマスター 1948 マスター クロノメーター スモールセコンド」。高い防水性を身につけた1948年製シーマスター誕生から70年、往年の名機が甦った。オリジナルの35㎜径を現代テイストの38㎜径へ大型化した以外、ボンベ型ダイアルやレイルウェイ分目盛り、リーフ針など忠実に再現した。
「シーマスター 1948 マスター クロノメーター センターセコンド」。1948年製シーマスターをイメージした70周年モデルの中3針仕様は、短めのドーフィン針を採用。中央が膨らんだボンベ型ダイアルに沿って、秒針と分針は先が湾曲している。丁寧に磨いた楔形インデックスが味わい深い。
25周年を迎えた人気定番がCal.8800を搭載してマスター クロノメーターへ進化。サイズは42㎜径のみとなり、ウェーブ模様のセラミックダイアルを採用するなど細部を熟成。日付は6時位置に移動して視認性を高めた。
新生シーマスター ダイバー 300Mのスペシャルな一本。レアメタルのタンタリウムをケースやブレスに採用し、ベゼルリングは18Kセドナゴールド、グレード5チタン製ダイアルにはレーザーエングレーブで波模様を施した。
問オメガお客様センター TEL:03-5952-4400