毎年春にスイスのジュネーブで開催される世界最大の新作時計ショー、「ウオッチズ&ワンダーズ」などで発表された2025年発表のコレクションを改めて振り返る。今回は、【チャペック(CZAPEK)】のニューモデルを紹介。
伝統技術と美の追求を継続する姿勢に賛辞を
チャペックは「ケ・デ・ベルク」でのデビューから今年で10年目を迎えた。これを機に、設計から機械加工まで同社初で完全製造する「キャリバー9」を完成させ、「アンタークティック」に搭載。緻密で奥行きを感じさせるギヨシェと、トゥールビヨン・輪列・香箱が垂直軸に整列する比類なき逸品を生み出した。
新しいギヨシェ装飾と自社キャリバーにより独自の魅力を創出
チャペック「アンタークティック・トゥールビヨン シークレット・アロイ」 1430万円(予価)
「シンギュラリテ」と名付けたギヨシェと個性的なアーキテクチャーを持つフライングトゥールビヨン。新開発の自社製造ムーブメントを搭載。
スペック:自動巻き(Cal.9)、毎時2万1600振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40.5mm、厚さ11.5mm。5気圧防水。
問い合わせ先:ノーブルスタイリング TEL.03-6277-1604 https://www.czapek.com/
◎本記事は『ウオッチナビ 2025 Summer Vol.98』より抜粋・編集しています。価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/WATCHNAVI編集部
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