<WATCHES & WONDERS 2025ほか上半期新作ルックバック>鉄道時計として名を馳せる高耐磁モデル「レイルマスター」が復活【オメガ】

世界最大の時計製造グループ「スウォッチ グループ」からも、2025年は力作が続々登場している。名作の復刻、新素材の採用、新色の追加など、グループ傘下の各ブランドの強みを活かした時計作りは、さすがの技術力を感じさせる。今回は、【オメガ(OMEGA)】のニューモデルを紹介。

伝統的に高い耐磁性を備えるレイルマスター

新型レイルマスターの原点は、“プロフェッショナルライン”と称される3部作のひとつとして1957年に誕生した。同年オメガは、レーシングドライバーのための「スピードマスター」、ダイバーのための「シーマスター 300」、そして鉄道員のための「レイルマスター」という3モデルを展開。レイルマスターは、強い磁場に晒される過酷な環境下でも、正確な時を刻むために設計された耐磁ウオッチとして、鉄道線路周辺で働くエンジニアや科学者などから支持された。

 

鉄道員のための耐磁時計が鮮やかに復活


オメガ「レイルマスター」 Ref.235.10.38.20.06.001 86万9000円

オリジナルの「レイルマスター」はインナーケースで、高い耐磁性を獲得。シリコン製ヒゲゼンマイの採用により、1万5000ガウスという極めて高い耐磁性を備える。METAS認定の高精度を誇るマスタークロノメーター仕様の「キャリバー8806」を搭載。

スペック:自動巻き(Cal.8806)、毎時2万5200振動、55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径38mm、厚さ12.36mm。15気圧防水。

 

問い合わせ先:オメガ TEL.0570-000087 https://www.omegawatches.jp/

◎本記事は『ウオッチナビ 2025 Summer Vol.98』より抜粋・編集しています。価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/WATCHNAVI編集部

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