190年以上の歴史を誇る名門ウオッチブランド【ロンジン(LONGINES)】がニューモデルを発表した。ドレスウオッチ「ロンジン プリマルナ」より34mmケースにムーンフェイズ機構を備える「プリマルナ ムーンフェイズ」が発売となり、価格は49万600円(税込)~。
女性向けの本格時計を手掛けてきたロンジン
ロンジンには、宝石を用いたジュエリーウオッチから複雑機構を備えたモデルまで1世紀以上に渡り、女性に向けた本格派の腕時計を手掛けてきた歴史がある。今回、発表された「プリマルナ ムーンフェイズ」もその系譜に連なり、ブランドの哲学である“タイムレスな輝きを放ち、進化を重ねる真のエレガンス”を鮮やかに体現。洗練を極めたケースに、ムーンフェイズや日付表示、ジェムセッティング技術が息づく意欲作となっている。
「プリマルナ ムーンフェイズ」は、コンパクトな34mm径のラウンドケースを採用。ケース素材は定番のステンレススチール、18Kイエローゴールドとステンレススチールの華やかなコンビ仕様、サファイアやダイヤモンドをセッティングしたラグジュアリー仕様の3種類を展開する。文字盤パターンもサンレイシルバー、ホワイト・マザー・オブ・パール、ブルー・マザー・オブ・パールの3種類があり、豊富な選択肢も同コレクションの魅力となる。
ベゼルに48石のブルーサファイアをセッティング
今回、目玉となるのが、コレクション史上初めて合計1.06カラット(48石)のブルーサファイアをベゼルにあしらったモデルだ。ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るサファイアを、この時計のためだけに厳選し、精密なカットと丹念な研磨を施している。また、淡く繊細な輝きが印象的な“セレスティアルブルー”のマザー・オブ・パールダイアルには14石のダイヤモンドをセッティング。ベゼル、文字盤、インデックスが三位一体となり、芸術作品のような存在感を放っている。
「プリマルナ ムーンフェイズ」は、全モデルにムーンフェイズと日付表示、シリコン製ヒゲゼンマイを備えるロンジン独自の自動巻きムーブメント、キャリバーL899.5を搭載。約72時間ものパワーリザーブも実現しているため、腕から離れても長時間の駆動が可能だ。裏蓋はシースルー仕様で、精巧な作りのキャリバーL899.5の姿を鑑賞可能だ。ベルトは、ステンレススチールブレスレットとアリゲーターレザー製ストラップを用意。ステンレススチールブレスレットは、より短い半月型のドーム型リンクを採用したことで、着け心地が格段に向上すると同時に、ケースと一体化した滑らかなシルエットを演出する。
ジェニファー・ローレンスをキャンペーンに起用
また、ブランドは同コレクションのグローバルキャンペーンに、アカデミー賞女優、プロデューサー、活動家の顔を持ち、ロンジン アンバサダー・オブ・エレガンスも務めるジェニファー・ローレンスを起用。彼女がブルーサファイアの「ロンジン プリマルナ ムーンフェイズ」を身に着けたビジュアルがすでに公開されているので、そちらもぜひチェックしてほしい。
ロンジン「プリマルナ ムーンフェイズ」 Ref.l81260972 95万4800円/自動巻き(Cal.L899)、毎時2万5200振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ、サファイアクリスタル風防(スクラッチレジスタント、両面複層無反射加工)。直径34mm、厚さ11.6mm。3気圧防水。
問い合わせ先:ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7350 https://www.longines.com/jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格である。
Text/三宅裕丈
- TAG