ブロンズを採用した「ブルガリ アルミニウム」のGMTウオッチ&クロノグラフがデビュー

イタリア生まれのラグジュアリーブランド【ブルガリ(BVLGARI)】が、高級スポーツウオッチ「ブルガリ アルミニウム」のニューモデルを発表した。ブロンズ素材を採用した「ブルガリ ブロンゾ GMT」「ブルガリ ブロンゾ クロノグラフ」の2モデルがリリース。

ブロンズを「ブルガリ アルミニウム」に初採用

 

ベゼルに大胆に配された14文字のダブルロゴを特徴とする「ブルガリ アルミニウム」。このブランドを代表するコレクションから2つの新作「ブルガリ ブロンゾ GMT」「ブルガリ ブロンゾ クロノグラフ」が登場した。モデル名にも含まれるように、経年により色合いが変化するブロンズ素材をコレクション史上初めて採用したモデルとなる。

ブルガリ ウオッチ マネージングディレクターを務めるジョナサン・ブリンバウム氏は、新作について次のように語っている。

「このタイムピースの真髄は、マテリアルにあります。アルミニウムとラバーで構成されていた『ブルガリ アルミニウム』が、新しい『ブルガリ ブロンゾ』ではブロンズを探究するタイムピースとなりました。ブロンズはウオッチメイキングの世界において歴史的にも語られることが多い重要な素材でありながら、ブルガリのウオッチではほとんど使用されたことがありませんでした。ブロンズは耐久性に優れているうえ、特筆すべき特徴として使うほどに味わいが出る、生きた素材であることが挙げられます。経年による変化がひとつひとつのウオッチに個性を与え、さらに武骨でマスキュリンな空気を持ちながらエレガントさも同時に感じさせる佇まいと卓越した加工により、象徴的なオーラを放っています」

重厚感ある佇まいを見せる「ブルガリ ブロンゾ GMT」

デュアルタイム機能を備えた「ブルガリ ブロンゾ GMT」は、40mm径のブロンズ製ケースに深いブラックのラバーベゼルを装備。もちろんベゼルには、コレクションの象徴的なディテールとなる”BVLGARI BVLGARI”の文字がエンボス加工されている。ケース全体にはサンドブラスト加工が施されており、独特な質感を生み出すことで、ブラックとのコントラストをより力強く演出。この重厚感あるボディに収められたブラック文字盤には、サンドブラスト加工を施したピンクゴールドプレートの針を配し、表情に変化を与えている。

文字盤にはブラックのラッカー仕上げの24時間表示のGMTディスクがセットされており、第2時間帯を表示。3時位置にはさりげなく日付表示も設置する。ストラップは、ブラックのラバーにブロンズ製リンクを採用し、ケースや文字盤と調和するデザインへ見事に仕上げた。なお、本機はGMT機構と50時間のパワーリザーブを備える自動巻きムーブメント、キャリバーB192が搭載される。


ブルガリ「ブルガリ ブロンゾ GMT」 Ref.104241 73万1500円/自動巻き(Cal.B192)、毎時2万8800振動、50時間パワーリザーブ。ブロンズケース、ラバーストラップ。直径40mm、厚さ9.70mm。10気圧防水。2025年10月発売予定。

 

スポーティな印象の「ブルガリ ブロンゾ クロノグラフ」

「ブルガリ ブロンゾ クロノグラフ」は、41mmのブロンズ製ケースに、ブラックのラバーベゼルとブロンズ製リンクを組み込んだブラックのラバーストラップを備える。ブラック文字盤の3時位置にはスモールセコンド、6時位置に12時間計、9時位置に30分計を配置し、センターには時分針とクロノグラフ針をレイアウト。「ブルガリ ブロンゾ GMT」と比べると、よりスポーティでダイナミックな表情が際立った印象だ。センターやサブダイアルの針、タキメータースケールはピンクゴールドでアレンジし、デザイン性と視認性を両立。ムーブメントには、42時間のパワーリザーブを有するキャリバーB381が採用されている。

今回、新たな個性を持った「ブルガリ ブロンズ」の2モデルが加わったことで、「ブルガリ アルミニウム」のコレクションはより魅力的に進化。腕時計愛好家だけでなく、ラグジュアリーファッションに敏感な層からも熱い視線を集めることになりそうだ。


ブルガリ「ブルガリ ブロンゾ クロノグラフ」 Ref.104242 91万3000円/自動巻き(Cal.B381)、42時間パワーリザーブ。ブロンズケース、ラバーストラップ。直径41mm、厚さ12.35mm。10気圧防水。2025年10月発売予定。

 

問い合わせ先:ブルガリ ジャパン TEL.0120-030-142 https://www.bulgari.com/ja-jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/三宅裕丈

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