耐衝撃ウオッチ【G-SHOCK】のG-STEELシリーズに新作が登場した。G-SHOCKが長年培ってきた機能美を受け継ぎ、原点となるオリジナルモデルを現代的な感性で再構築した「G-STEEL GST-B1000シリーズ」が11月リリース。削ぎ落とされたミニマルデザインや理想的なサイズのオールラウンドなメタルG-SHOCKとなっている。価格は6万6000円(税込)。
ミニマル、タフネス、クオリティを感じさせるオールマイティなG-SHOCK
新作「G-STEEL GST-B1000シリーズ」は、1983年にデビューしたG-SHOCKのオリジン、DW-5000Cが打ち立てた“タフネス”という理念を継承するコレクションだ。本機に用いられている赤・青・黄のアクセントは、挑戦する情熱・防水・耐衝撃をイメージさせるカラーであり、オリジンを象徴する原点の記憶ともいえる。そして八角形ベゼルやレンガパターンは、現代のライフスタイルに着想を得たデザインである。ケースの直径44.2mm、厚さ11.6mm、重さ118gのサイズも、良好なフィット感と存在感をバランス良く保つ最適な設計で、ミニマルなデザインを追求したもの。さらにステンレススチール製のベゼルやバンドにはヘアラインとミラーで仕上げ分けを行い、光があたる角度や強さによって様々な表情を見せる工夫を凝らして、メタルウオッチとしてのクオリティも突き詰めた。
なお、ベゼルの下層にはカーボンファイバー強化樹脂を使ったケースが収められており、高い耐衝撃性と軽量化と実現。バンドの接続部にはウレタン樹脂の緩衝パーツをセットし、衝撃吸収と連結強度を高め、同時に薄く、軽いフルメタルの実用的なアナログG-SHOCKが完成へと至った。また、先進的なガラス接着方式や小型モジュールの採用も、本機の構成において重要な役割りを果たしており、主な樹脂パーツは環境負荷低減に貢献するバイオマスプラスチックが使われている。
もちろん機能面も申し分なく、Bluetooth搭載タフソーラーによって自動時刻修正が可能で、光発電の安定した駆動を実現。暗闇ではスーパーイルミネーターで視認性が保たれる。「G-STEEL GST-B1000シリーズ」はミニマルを意識しつつ、メタル&アナログの腕時計らしいスタイルにまとめられたG-SHOCKといえる。まず発表されたのがダイアルカラーが異なる3つのバリエーションで、いずれもビジネスタイムからカジュアルファッション、アウトドアシーンまで幅広く馴染むデザインとなっている。

「G-STEEL GST-B1000シリーズ」 Ref.GST-B1000D-1AJF 6万6000円/クオーツ。ステンレススチール+カーボンケース、ステンレススチールブレスレット。直径44.2mm、厚さ11.6mm。質量118g。20気圧防水。2025年11月発売予定。
GST-B1000シリーズ/スペック一覧
●耐衝撃構造(ショックレジスト)
●カーボンコアガード構造
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●モバイルリンク機能(Bluetooth通信)
●デュアルタイム(ホームタイムとの時刻入替機能付き)
●ストップウオッチ
●タイマー
●時刻アラーム
●LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
●ネオブライト
●フルオートカレンダー
●日付・曜日表示
●パワーセービング機能
●バッテリー充電警告機能
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.0120-088925 https://gshock.casio.com/jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/平野翔太










