時計を愛してやまないユーザーのリアルな実態を調査すべく、全国有名正規時計販売店に突撃する本企画。
第3回目は「WING金沢店」。
ブライトリングの取り扱いが豊富。親しみやすい店構えとサービスでユーザーに愛される同店の魅力に迫ります!
スタッフが暖かいユーザーに育てられる稀有なお店。時計の楽しみ方まで育む空間は、初心者にこそ訪れて欲しい場所です。
上田:やはり、時計の買い方というのは出逢ったときにスッと買うのが一番いいんだよ。すれ違ってきた時計も数多くある。
中村:私にとっては今日も持参したゼニスの日本限定がまさにそれ。年末に出逢って買わずに帰ったら、初夢に出てきたんです。誰かに買われて手に入らない!とうなされまして、翌朝真っ先にWINGへ向かいました。
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ウイングレボリューション社長から初代ナビタイマーを受け継いだ、生粋のブライトリングファン。
「ブランドの変化すら取り込んで愛しつづけますよ!」
^これでもほんの一部という上田さんのコレクション。(画像右)ベルトを替えて楽しむのが好きで、コスモノートがエクゾスペースのラバーベルトに換装されていました。
大窪:僕自身、当店のいちユーザーで、初めての高級時計としてゼニスを購入したことがきっかけで時計にのめり込みました。お2人のようにケースいっぱいに時計を詰め込むにはまだ足りないですが・・・・・・。
上田:男は手元と足元しか見られないもんだからね。この世代が良いモノを持つことを意識してくれるのはうれしいですよ。
中村:そうですね。私は息子の成人祝いでスーパーオーシャンでもあげようとしたら”時計はいらないから金をくれ”と言われて・・・・・・。大窪君のような若者が増えるよう我々が背中を見せないとならないと思っています。
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中村さんはWINGが企画するバスツアーなどにも積極的に参加し、お店のファンでも中心的存在。
「この店でなければ時計自体に飽きていたと思います」
色々なブランドを持つ派の中村さんの時計は、多くのシーンを想定したラインナップ。(画像右)
精工舎製の懐中時計は親戚から継いだものをレストアしたそうです。
大窪:お2人がWINGとの長い付き合いで印象的だったことは何ですか?
上田:僕は何といっても初代ナビタイマーを石橋社長から譲っていただいたことだね。”上田さんに持ってもらったら時計も本望”とまで言われたら、そりゃ買うしかないでしょう、と。
中村:私はここで最初に買った時計はクロノスイスだったな。ただ、店内にバーカウンターがある時計店も珍しいんで入り浸っているウチに、長い付き合いになりそうと思ってナビタイマーも購入しました。印象的なことはたくさんあるけど、カウンターが順番待ちになるくらい賑わっていたこの店がどんどん好きになっていったなあ。
大窪:高級店にありがちな敷居の高さというか、寄せ付けない雰囲気は極力なくそうと、いまも気をつけています。
上田:そのおかげで僕も中村さんと繋がれたから感謝しています。ブライトリングを入り口に、時計の話をしだすと止まらなくなっちゃう(笑)
大窪:そんなお2人としては、新体制のブライトリングはどう思われますか?
中村:色々言われているけど、作りは格段に良くなっているからね。会社の同僚にもWINGで購入したヤツがいるけど、後悔しているのは1人もいない。
上田:変わるときには必ず違和感があるものなんだよ。クロノマットに”エボリューション”が登場して大型化したときもそうだった。ファンの違和感も取り込んで魅力と思わせてきたのがブライトリングだから、今回もそうなると僕は思っている。今後もオールドファンは大事にしてほしいけれどね(笑)
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