2018年新作ウオッチのトレンドを、デザインや素材、機能別に紹介していく本企画、第1回目は「サイズ編」。
時計の小径化はここ数年見られてきた傾向。
今年は、大型ウオッチの流行を切り拓いたパネライが直径38mmの時計を発表するなど、従来のイメージを覆す薄・小型ケースを展開する実力派ブランドが急増しています。
そんな各ブランドの注目スリムウオッチを、早速チェックしましょう!
<注目スリムウオッチ>
・ブライトリング「ナビタイマー 1 オートマチック 38」(※今秋発売予定)
ナビタイマーシリーズ最小となる直径38mm仕様のモデル。
クロノグラフを搭載せず、サブダイアルを廃した文字盤でシンプルなデザインに仕上がっています。
ベゼルにはパール装飾を施しており、エレガントな印象を与えてくれます。
・パネライ「ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマティック アッチャイオ –38MM」
パネライ初、アンダー40mmの小型モデル。厚さも11.2mmと、同社の中では最薄です。
ホワイトの文字盤にフルアラビックのインデックスと針をブルーで統一し、爽やかな仕上がりに。
ケースとベゼルにはポリッシュ仕上げが施してあり、エレガントな輝きを放ちます。
・ブルガリ「オクト フィニッシモ オートマティック」
ブルガリが追求する独自の色合いを表現するために、ベースになるステンレススチールにYGメッキを施し、その上からロジウム、パラジウムの順にコーティングしたモデル。
表面にはサンドブラスト加工を施し、マットな印象を強めています。
薄型ケースとブレスレットで装着感も抜群。
・ピアジェ「アルティプラノ アルティメート・オートマティック」
2014年に発表し、当時世界最薄記録を樹立した「Cal.900P」モデルを自動巻き式へ進化させた同機。
裏蓋に直接輪列を組み込み、ムーブメント外周で回転するペリフェラルローターを採用することで、ケース厚4.3mmの薄さを実現しました。