【SIHH2018 CARTIER】今年の目玉は、現代的なアプローチでアップデートした新生「サントス」(カルティエ)

カルティエは、創業当時から超一流ジュエラーとして上流階級の顧客に愛され続け、3代目のルイ・カルティエが時計部門を設立。世界初の本格的な紳士用腕時計サントス(1904年)や、タンク(1917年)など、数多くの傑作を輩出している。

現代的なアプローチでアップデートした新生”サントス”誕生

1904年にカルティエが完成した世界初の紳士用腕時計「サントス」が今年の目玉。ポリッシュ仕上げのケースにセットされたビス付きベゼルの形状をアップデートし、ブレスレットやストラップとの一体感を強調した。そのストラップやブレスを簡単に着け替えられる独自の新機構「クィックスイッチ」を初採用した他、工具なしでブレスのコマ調整を自分で行える「スマートリンク」機構も開発。複雑系ではミステリアス機構の新展開、パンテールの顔が文字盤上に現れては消えるアートウオッチも話題を集めた。

力強く、かつ美しく変貌した実用腕時計のパイオニア

サントス ドゥ カルティエ ウォッチ LM 79万9200円/Ref.WSSA0009

飛行家サントス=デュモンと、ルイ・カルティエの友情によって誕生した、同社アイコンコレクションが新しくなった。テクニカルな雰囲気が漂うビス入りベゼルが上下に伸び、自分で簡単にストラップ交換やブレスコマ調整ができる新機構が導入された。

ベゼルからブレスへ続く一体化された新デザイン。仕上げの使い分けも見事「クィックスイッチ」システムにより、ワンタッチでブレス交換が可能に

ローマ数字をかたどったスケルトンブリッジが独自性をアピール

サントス ドゥ カルティエ スケルトンLM 297万円/Ref.WHSA0007

ローマ数字インデックスを象ったオープンワークをブリッジに施したマニュファクチュールのスケルトンムーブメントが美しい。ベゼルを上下に広げた新デザインと、SSの採用が、新たな魅力を引き出した。

流麗なリューズガードがケースサイドと一体化。リューズの先端にファセットを施したストーンがセットされる
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