ドイツの老舗ウオッチブランド【グラスヒュッテ・オリジナル(GLASHÜTTE ORIGINAL)】が、マザー オブ パール文字盤を採用したドレスウオッチ「セレナーデ・ルナ」を発表。また現在、伊勢丹新宿店にて同ブランドの期間限定ショップ「グラスヒュッテ・オリジナル LIMITED SHOP」を展開中。主要コレクションに直接触れることができる貴重な機会となっている。
“スカイライン ブルー”のマザー オブ パール文字盤
グラスヒュッテ・オリジナルが発表した新作「セレナーデ・ルナ」は、1845年から一度も途絶えることなく継承されてきたブランドの時計製造技術と、現代建築の機能美を直径32.5mmの空間に封じ込めたタイムピースである。特筆すべきは “スカイライン ブルー”と称されるカラーリングの妙だろう。自社で文字盤製造まで手掛ける稀有なマニュファクチュールである同ブランドは、この文字盤も専門工房にて極薄のマザー オブ パールの裏面にダークカラーのラッカーを多層的に施すことで完成。光の入射角に応じてシルバーを帯びた淡い青から深いスモーキーブルーへと変化する視覚効果は、高層ビルのガラスファサードが刻々と変わる空の色を反射する様を精密に再現したものだ。その色彩の変化は、都市のスカイラインを彩る雲の移ろいや朝陽から夕景へと至る時間の流れを想起させるほどに表情豊かで、本機における最大の見どころといえるだろう。
ベゼルには48個のブリリアントカットダイヤモンドが精緻にセッティングされ、文字盤上のインデックスにも同様にダイヤモンドがあしらわれている。6時位置にはムーンフェイズ表示を配しているが、その周囲には小さなシルバーの星をレイアウト。ムーンディスク自体も文字盤と同様にマザー オブ パールで仕上げ、裏面にブルーラッカーを施すことで天体表示に奥行きを与えている。また、針や表示窓の縁取り、インデックスの台座にはすべてソリッドホワイトゴールドを採用。ケースとブレスレットにはステンレススチールを用いて、実用的な堅牢性と審美性を極めて高い次元で両立させた。
クラフトマンシップの最高水準を示す「キャリバー35」
本機の内部には、自社製となる自動巻きムーブメント「キャリバー35」を搭載。温度変化や磁場に強いシリコン製ヒゲゼンマイを採用することで、最大約60時間のパワーリザーブとともに、現代のライフスタイルに即した高い実用性を確保。サファイアクリスタル仕様のケースバックからは、ブランド伝統の3/4プレートのリブ仕上げ、ポリッシュを施した青焼きネジ、サンバースト仕上げの減速車といった意匠を堪能できる。特に、ロータープレートに施されたシェル装飾や振動錘の軌道部分のペルラージュ仕上げは、ムーブメントの全構成部品の最大95%を自社製造する同マニュファクチュールの技術を証明するディテールだ。こうした細部にわたる装飾は、ドイツ時計製造の聖地で培われたクラフトマンシップの最高水準を示しているといえよう。
グラスヒュッテ・オリジナル「セレナーデ・ルナ」 Ref.1-35-14-04-12-14 227万7000円/自動巻き(Cal.35)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、ステンレススチールブレスレット。直径32.5mm、厚さ8.9mm。3気圧防水。
グラスヒュッテ・オリジナル「セレナーデ・ルナ」 Ref.1-35-14-04-12-04 211万2000円/自動巻き(Cal.35)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、ルイジアナ・アリゲーター・ストラップ。直径32.5mm、厚さ8.9mm。3気圧防水。
問い合わせ先:グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座/スウオッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7266 https://www.glashuette-original.com/ja/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈









