スイスのジュラ山脈に抱かれたル・ブラッシュの地で1875年の創業以来、家族経営の伝統を守り抜いている【オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)】。常に時計製造の限界を押し広げる同ブランドの先進的なスピリットを象徴する「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションより、貴重な天然石を用いた日本限定&先行モデルが発表された。
41mm径の「CODE 11.59」はソーダライトとマラカイトの天然石ダイアルをセット
2026年5月から日本限定で展開される41mm径の「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、18Kゴールドケースに、鮮やかなソーダライトとマラカイトのダイアルをそれぞれ組み合わせた2型がラインナップされている。天然石のダイアル製作は極めて困難な工程を要する。脆く繊細な原石を極限まで薄く切り出し、その色調や輝きを損なうことなく磨き上げ、ダイアルプレートへと固定するには熟練職人による精緻な技術が不可欠だ。天然素材ゆえに石の表情は一つとして同じものは存在せず、一点物としての価値が所有する喜びをより一層深めてくれる。

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」 Ref.15210BA.OO.A407KB.01 価格問い合わせ/自動巻き(Cal.4309)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。18Kイエローゴールド製ケース(シースルーバック)、ラバーストラップ(アリゲーターストラップ付属)。直径41mm、厚さ10.7mm。3気圧防水。2026年5月発売予定。
まず、“詩人の石”として知られ、創造性や洞察力を象徴するソーダライトをダイアルに採用したモデルは、18Kホワイトゴールドケースとの組み合わせにより、極めてエレガントな仕上がり。深いブルーのダイアル上には、鉱石に含まれるホワイトカルサイトの模様が走り、そこに配置された18Kホワイトゴールドの針、そしてバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーが静謐な輝きを添える。インナーベゼルやテキスタイル調のラバーストラップもブルーを基調とし、異素材が織りなす繊細なコントラストがデザインに知的な表情を与えている。
約70時間のパワーリザーブを誇る自社製自動巻きムーブメント「キャリバー4309」

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」 Ref.15210BC.OO.A349KB.01 価格問い合わせ/自動巻き(Cal.4309)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールド製ケース(シースルーバック)、ラバーストラップ(アリゲーターストラップが付属)。直径41mm、厚さ10.7mm。3気圧防水。2026年5月発売予定。
38mm径には、鮮烈なターコイズブルーの日本先行リリースモデルが登場
一方、変革や成長、感情のバランスを象徴するマラカイトを採用したモデルは18Kイエローゴールドケースとの華やかなコントラストが印象的だ。深いグリーンに浮かび上がる縞模様とシルキーな光沢を持つダイアルには、イエローゴールドの針と13個のバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーが配され、自然のエネルギーを感じさせる力強い表情を見せる。こちらもインナーベゼルとストラップの色調を完全に揃えることで、コレクション特有の工芸的なケース構造を際立たせている。
これら2つのモデルが搭載するのは、マニュファクチュールが誇る自動巻きムーブメント「キャリバー4309」だ。直径32mm、厚さ4.9mmの同ムーブメントは225個の部品で構成され、約70時間のロングパワーリザーブを確保。サファイアケースバックからは、4Hzで時を刻む精緻な動きとともに、ケース素材に合わせた美しいローターの仕上げを鑑賞することが可能となる。
同じく2026年5月、38mm径の「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」から鮮やかなターコイズのストーンダイアルを採用した特別モデルが日本で先行発売される。古来より魔除けや幸運の象徴として親しまれてきたターコイズは、その鮮烈なブルーの中に独特のマトリックス模様を宿しており、個体ごとに異なるドラマチックな表情を見せる。18Kホワイトゴールドのケースにはサテンとポリッシュの仕上げが施され、ターコイズの色彩と調和しながらタイムピースに現代的なエネルギーを注入。ダイアル上では、ホワイトゴールドの針とロジウムカラーの18Kピンクゴールド製アワーマーカーが、視認性を確保しつつスタイリッシュなアクセントとして機能する。インナーベゼルやラバーストラップ、さらに付属のアリゲーターストラップに至るまでターコイズブルーで統一し、伝統的なクラフツマンシップに敬意を払いながらも、モダンなファッション性が大きな特徴となっている。
本機の心臓部には、自動巻きムーブメント「キャリバー5909」を搭載。直径26.2mm、厚さわずか3.9mmという薄型ながら、174個の部品と29個の石を使用し、約60時間のパワーリザーブを実現したムーブメントとなる。サファイアケースバック越しには、ロジウムカラーのローターに施された洗練された装飾を堪能できる点も、本機の隠れた魅力となっている。今回の日本限定および先行発売のタイムピースは、ブランドが誇る「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の造形と唯一無二の輝きを放つ天然石が見事に共鳴。卓越した審美眼を持つ日本の愛好家たちの心を、確実に捉えて離さないはずだ。

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」 Ref.77410BC.OO.A351KB.01 792万円/自動巻き(Cal.5909)、毎時2万8800振動、約60時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールド製ケース(シースルーバック)、ラバーストラップ(アリゲーターストラップ付属)。直径38mm、厚さ9.6mm。3気圧防水。2026年5月発売予定。
問い合わせ先:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000 https://www.audemarspiguet.com/ja ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
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