ひと昔前、50万円以下の腕時計は社会人になって初めて購入する“一生モノ”の定番でした。それが、ここ数年のうちに人気モデルの価格が軒並み上昇。なかなか以前のようにたくさんの選択肢から本格ウオッチを購入することが難しくなっていました。ただ、そうした業界の流れに乗らずに価格を維持するブランドもありますし、最近では戦略的に50万円以内に価格を抑えたモデルも増えてきています。そして極めつけが、2018年秋からのチューダーの日本正式上陸。再び注目が集まる50万円以下の本格ウオッチを手がけるブランドのなかから、今回はボーム&メルシエを取り上げます。
自社開発の新世代ムーブメントを搭載した高性能シンプルウオッチ
クリフトン ボーマティック
120時間ものロングパワーリザーブに加え、二層構造のシリコン製バランススプリングを備えて耐久性や精度安定性も高めた自社開発のCal.Baumatic BM12-1975Aを搭載。端正な見た目に極めて実用性の高いスペックを宿すことに成功しています。日付表示は大きく見やすい設計で、柔らかな曲線を描くケースは厚さ10mmほどで装着感も抜群です。